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2008年01月10日(木) |
風邪ひき猫 「はなこ」 の今日の一日 |
猫。 はなこ。
今日も午後から病院に行きました。
ここ数日の「はなこ」は、寒いところと暖かいところを行ったりきたり。 スイッチの入っていないストーブの前ですわりこんだり。 部屋の隅に行ってぼぉっとしていたり。 昼間は日当たりのいい場所においてある猫ベッドで昼寝したり。 水を目の前においてやっても、どうしようかと考えているだけだったり。 大好物のハムやお肉を置いてやっても、においをかぐだけで食べなかったり。
食べないから猫トイレも汚れません。 ここまで来たら、胃腸・腎臓・肝臓にも既に症状が出ているはず…。 一昨日は、嘔吐もしていました。 目に見えて、体重が一気に減少。 いわゆる飢餓状態と見えます。
下痢もしているので、栄養を吸収する腸が働いていないはずです。 飢餓…。発熱…。etc...
猫IBDという症状に似ているのかもしれません。 意識朦朧とし、目を半分開けたまま寝ているのか起きているのか判別できない事もあります。
そのうち黄疸が出はじめたら、いよいよでしょう。
・低血糖、貧血や頻脈が発現。(貧血は昨年から起きており、鉄分注射を受けています) ・腸の炎症が長引いた結果として負担を受けた肝臓は、慢性肝炎の状態から肝不全にいたり、猫は黄疸を呈してきます。 (尿、白眼、歯肉、喉の粘膜、耳の中の色が黄色味を帯びる。 ・ただ、目にみえる黄疸の症状はかなり黄疸が進まないとでないので、黄色くないからといって黄疸でないとはいえません) ・さらには肝性脳症を起こす可能性が極めて高いです。 ・腸のみならず、複数のの主要臓器にも障害が現れている状態は多臓器不全と呼ばれ、全身状態は極めて悪化します。 ・視力喪失も起こります。既に起きている様に見受けられます。 (瞳孔散大・目を閉じなくなり角膜が乾燥していびつな表面を呈します。目の色が変色しています) ・歩行困難、時に痙攣をおこし(例えば、横たわったまま前肢が犬かき泳ぎするような感じで空をかく)、起立困難、そして、意識障害は昏睡へと一気に弱り、最後を迎える…。
このIBDの症状に似ています。が。もともとはただの風邪だったはず…。 免疫力低下からIBDを併発する可能性があるのでしょうか…。 すでに時々、眠っている様に見えて、昏睡状態を起こしているように見受けられます。
今日のはなこです。
動かなくていいように、はなこの指定席の「コタツ」の横に水を…。 大好きなハムとお肉を…。 今日は全然食べてくれませんが…。(泣)
私も心療内科に予約をとってあったので行ってきました。 猫のことを話し、最近睡眠不足なのだと伝えました。 夜中でもふと… 「はなこがもう冷たくなってるんじゃないか」と気になって、はなこを探し、様子を見る頻度が高くなっているからです。
はなこが冷たくなってしまったらペットロスになることは間違いないだろうと話してきました。
が。これはいい意味の依存だそうです。よいものに依存するのは、特に構わない、のだそう。 「今まで長い間一緒にいて、癒してくれたり、あなたが愛情を注ぐ対象だったんですから、ペットロスというのは決して現代では悪い症状ではありません。 殺伐とした今の社会でも、ペットはいつも帰りを待っていてくれて、そばに寄り添ってくれますからね… 特にハナコちゃんの様に、14年以上も長生きしたペットであれば、家族を亡くすのも同じですからペットロスは当然起こる症状です。そのときが来たら、また対応しましょう」 医師の言葉です。
でも本当は…。20才まで長生きさせたかったんだよ…。 大切にしていたつもりだったのに私が風邪をひかせてしまって、少し後悔。 でも。よい勉強になりました。 どんな命でも常に大切なもの…。
……そう思わないのもいるけれど…。(本音/汗)
明日の朝もコタツで眠っていて欲しいな…。はなこ。 ハムとお肉、明日の朝にはきれいに食べてていてね…。 無理なお願いっぽいね…。
●今日のはなこの動画です 顔もあげない、はなこ。以前掲載した動画はただ眠そうだっただけのはなこでした。 が。これが多分最後の動画になるでしょう。
顔を上げようともしない。目は開いているけれども見えているのだかどうなのだか。 目の色も少し変色している様に見えます。 が。私が撫でると、ゴロゴロとのどを鳴らしていました。 まだ、完全に昏睡には陥っていない様だけれど、いつ急変してもおかしくない状態に見えます。
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