初秋の箱根日帰り温泉。
さて今回のプランは、清水の舞台からダイヴして、 「小田急ホテルはつはな」の個室付き昼食入浴休憩1万円ナリ。 うひー、ゴージャス。ダイヴして血まみれ。 つうか、フツー1万円も出せば一泊できるんだけど、 いかんせん、ウチのカースト最上位はお猫様達なので。お泊まりは出来ませぬの。
天気が良くて、箱根へ向かう途中の海の色がすっげーキレーでした。 真っ青な空にキラキラ光る海。でもなんかもう夏の景色とは違うのね。 忍び寄る秋の気配。ああ、空が高い。
時間帯がアレだったのと平日ということもあり、出発からわずか45分で目的地にとうちゃく。 まだやっと午前10時。 チェックインして真っ先に部屋でゴロゴロ。 部屋はまあふつう、ハーブティーなどちょっとしたお茶菓子が備え付けてありましたが、 まあ、いちまんえんだしそれくらいは当然です。
窓の真正面には湯坂山がどーんとそびえており、なかなか壮観。 まあ、ただの山っちゃあ山なんだけど、圧倒的な緑に癒される感じ。 山はいいなあ!
ゴロゴロしながら、いろんな角度から山を眺める。 山はどこから見ても山ばいねー(大山昇太) 逆さまに見た稜線が面白くてずっと見てたらクラクラしました。 スペースコロニーってこんな感じかしら。 空の青と山の緑のコントラストとか、稜線からもくもく湧いて来る雲とか、 木の枝の一本一本が風に揺れてる様子とか、はー、見てて飽きない。 日暮らしや、クツクツボーシや、ミンミンゼミなど、 まだそこら中で蝉が鳴いてて、ああ!ここにはまだ夏が残っているよ!
と、感激したところで風呂へ。 サウナ付き大浴場と露天風呂。まあ、そこそこと言ったところ。 タオルは使い放題で、アメニティもまずまず。 でもお湯はあんまり良くないかも?ちょっとニオイが気になりました。 サウナでダラダラ汗を流した後、露天風呂へ。 ぼけーっと山と空と雲を眺めながら湯につかってたら、ふと沖縄を思い出したり。 よく、温泉やリゾートでリフレッシュすると、 「さー、また明日から頑張るぞ!」って気持ちになれるとかいうけど、 アタシは「このまま永遠にぼーっとしていたい」といつもおもうます。 ダメにーんげーん。
ここは他にも「苔瀧露天風呂」という女性専用の川沿いの露天風呂があって、 でも、この日は入浴時間が午後4時からだったので、 湯上がりの散歩がてら、とりあえず見るだけ見てこよう、 と軽い気持ちで案内に添って谷を下ってゆくと、「この先300m」の表示が。
それでもなんとか挫けずに下り続け、そして登って帰ってきましたが、 また4時にココの風呂に入りに来ようとは、もう金輪際おもいませんでした。 ちょっとした登山でした。 汗だくになったので再びそのまま大浴場に直行。
部屋に帰り、持参したジャンプとかワンピ20巻とか読んで、さあお昼の時間。 レストラン「つつじの茶屋」へ。 メニューは三段重箱に入った懐石風弁当。 30分待って10分で平らげました。 まあ、造り置きの乾いた刺身とか出されるよりぜんぜんましですので良いのですが。 つうか、懐石ってあんま喰った気しねえよな。 いや、おいしかったんだけど。
部屋に戻って 山はどこから見ても山ばいねー とか言いながら、昼寝。ぐう。
3時すぎにもそっと起きだしてシメのサウナ&入浴。 悪いモノ絞り出してお肌スベスベ。 そして午後5時チェックアウト。7時間、ダラダラしてあっという間。
そして夕食。 昼のお上品な懐石で、もはや空腹も極限に達していたアタシは、 なにはなくともボリュームのあるメニューを所望。にくー。 これだけはゆずれぬ。にくー。
まず、 安くてウマイと聞き及ぶフレンチの「キャトルセゾン」に向かうも予約でいっぱい。 ならば豆腐料理の「知客茶屋」へ突入かと思いきや「本日は終了しました」の文字が。
キー。
仕方がないので以前パスタランチがけっこうイケてた「千世倭樓」でフレンチだかなんだかのコースを。 しかも6500円のコースを。ひィ。贅沢しすぎてバチがあたるかも! 清水の舞台から飛び下り過ぎて木っ端微塵。我一塊の肉片と化す。
でもひじょうに美味しかったのでしあわせ。 サザエのブルゴーニュ風てのとカジキのゆずバターソースつうのがもう! すげえアタシ好みでもう! あ、ちゃんと肉も喰いましたよ。 更にお土産に買ったプリンがもう!絶品! ああ、胃液でる。
明日からはしばらく納豆ゴハンです。
ところで、出て来る料理全てにどうしても醤油をかけたがるのはたのむからやめれ。ウチの母。
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