Mother (介護日記)
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昨夜、夕飯の後テレビも見終わって、母をパジャマに着替えさせていたら、 足がやけに冷たくてびっくりした。 膝から下、足の裏までが冷え切っていて、足の爪は紫色になっていた。
もちろん、長ズボンに靴下を履いていたのだが、 まるで今、外から帰って来たかのような、冷たさであった。
前の晩、お風呂に入れたのが気になった。 お風呂から出た後、油断はなかったか・・・
布団に寝かせておいて、湯たんぽを入れることにした。 火傷をしないように、ぬるま湯程度にしておいた。
さらに起毛しているハイソックスを履かせた。
テレビのニュースでも、よそは雪が降るかも知れず、冷え込むと言っていたっけ。
そう言えば、 「私の手、こんなに冷たい。死んじゃうかも」などと絹江に話していたが、 私は気に留めずにやり過ごしていた。 母の手は、普段“熱があるのか”と思うほど手が温かいのだ。
体温を測ってみたら、はじめ35.5でビックリしたが、 もう一度反対の脇で測り直してみると、36.7。 母は体温計の存在をすぐに忘れてしまうので、なかなか上手に計れない。 赤ちゃん用の、耳に入れて一瞬で計れる体温計があったほうが良いだろうか。 食欲もあったし、歩行にも支障はなかったし、額や首筋を触ってみたが、熱はないようだ。
母は湯たんぽのぬくもりをとても喜んだ。 それでもまだ足が氷のように冷たいので、オイルでマッサージすることにした。
履かせた靴下を脱がせて、ついでに伸びた爪も切って。 膝下から足の裏までを軽くマッサージしてあげた。
その後、寝る前にも様子を見てみたが、大丈夫そうだった。
本格的な寒さが始まるので注意が必要だ。
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