Mother (介護日記)
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2002年10月12日(土) |
タクシーの運転手ってヤツは・・・ |
具合が悪かったからかも知れないけど、昨日はまったくイライラしていた。
2週に1度の検診やSPA通いで、 この1年半、頻繁に同じタクシー会社を利用しているにもかかわらず、 一向にうちを覚える気がない。
都会の流しのタクシーじゃあるまいし、こんな小さな街での営業で、 顧客という意識を持たないことが不思議で仕方ない。
今朝も 「(目印)の前のALLURE ですが、○○病院までお願いします。」と言っているのに、 目印の建物の前に止めて、クラクションを鳴らした。
毎回こうなのだけど、今日はその建物の窓から住人が顔を出して、 「うちは呼んでないけど?」等と、運転手とやり取りをしているのが聞こえてきた。 玄関先で、うちの前をタクシーが通り過ぎたのを見ていた私は、 ゴミを捨てながらタクシーに合図をして、こちらに呼んだが、 私も虫の居所が悪かったのか、『いい加減にしてくれよ』と腹が立った。
うちが呼んだんだよ、名前をちゃんと言っただろうが。 地図があるだろ、地図が。 誰が呼んでいるのか、ちゃんと確認してから来いよ。
電話で受けてる事務方のオジサンは、いつも同じ人だ。 ホントに学習能力のない人だな。 お客さんの名前を覚えて「いつもありがとうございます」ぐらい、言えないのか?
“そこに行けば誰かがいるから、そいつを乗せればいい” その程度の仕事しかしていないんだよね。 ┐(  ̄〜 ̄)┌
で、病院に着くまでの間、ずっとそのことを考えていた。
到着後、障害者手帳を提示したら、割引の計算をしてくれたのを見ていて、 昨日の運転手が割引をしてくれなかったことを思い出した。
「昨日は引いてもらえなかったんですけど」
「障害者手帳は出したんですか?」
「出しましたよ」
「それなら引くはずなんだけどな・・・」
この運転手は規定通りにやっているので、 私が一方的な八つ当たりをしてしまったことに申し訳なく思ったが、 それにしても、同僚への苦情について 『申し訳ございませんでした』の一言があっても良いだろう。
その対応で『やっぱり、もう、ここの会社のタクシーを使うのは辞めよう』と決めた。
* * * * *
病院からの帰り。
今度は別のタクシー会社の車が待機していた。
合図をして呼び寄せると、後ろのドアが自動で開いた。
私は車椅子の母を座席に近づけて「車椅子、お願いします」と運転手に言った。
運転手は「車椅子? 載せるの?」と言い、トランクルームを開けた。
私は、母が乗り込むのを介助していたが、 運転手は、その様子を運転席から振り返って見ているだけで、車から降りて来なかった。
ヾ( ̄。 ̄;)あのぅ・・・車椅子。 積むんだけど?
・・・もしかして私にやれって? うっそぉ〜 ヽ( ′ー`)ノ
京都の太秦の運転手は態度が悪かったけど、嫌々でも降りてきてやっていたからねぇ。
この運転手は、決して嫌そうではないのに、降りてきてやろうとしない。
・・・つまり、自分がやるっていう意識をまったく持っていないらしかった。
どいつもこいつも、っとにぃ。
いったい、社員教育はどうなってるんだ?
病院で待機するってことは、車椅子や障害者も当然いるわけで、 そういうことを頭に入れて、何をすべきか考えてちょうだいよ。
上にも書いたけど、 「そこに行って、そこにいる人を乗せれば良い」って言うんじゃ、お話しにならない。 ガキの遣いじゃあるまいし。
『当社をご利用いただくために』というサービス精神がなくてはダメでしょ。
* * * * *
お茶しての帰り。
別のタクシー会社から、電話で呼び寄せる。
電話でも、こちらの名前を確認しなかったし、 到着したタクシーも、呼び出したのが私たちかどうかを確かめようともしない。
『お電話いただいたALLURE さんですか? お待たせいたしました。 ご利用ありがとうございます。』 とか、言えれば、他者とは格段の差が付くだろうに。
それでもこの運転手は、 母の乗り込むのを介助している間に、車椅子をトランクに詰め込んでくれた。
しかし・・・
清算の時になって、1割引の計算が違っていた。
わずか数十円のことであるし、 車椅子の積み下ろしの手間もあるから何も言わなかったけど、 ホント、どうなってるんでしょうかね? ヽ( ′ー`)ノ
しかも、身障者手帳の番号や名前を控えているのは、 書いたことを忘れてしまうような紙の裏側。
運転手によっては控えをとらない人もいるので、 どれほど重要なものであるのか、対応に疑問が残る。
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