Mother (介護日記)
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2002年09月11日(水) 敬老の日 祝賀会

今日は、敬老の日の記念行事があったので、デイサービスを休ませた。

市の主催行事に出席するのは無理なので、
その後に行われる町内の祝賀会にだけ、出させてあげようと思っていた。

ところが、デイサービスのお迎えが来てしまった。
先日ケアマネが来た時に、水曜は休むと言っておいたのだが、
ケアマネが土曜日と間違えたらしかった。
「施設には私から伝えておきます」とのことだったが、
やはりこちらからも一報を入れておくべきだったと反省した。


私は今朝から調子が悪くて参った。
いつもの微熱のほかに頭痛もあったので、
洗濯の後、レフティーが起き出したのと入れ違いに寝てしまった。


レフティーが私の様子を見に来た。

私は微熱のせいなのか気温のせいなのか、喉がカラカラだったので、
レフティーにお水を汲んできてもらった。
熱を計ったが思いのほか7度に満たなかった。

そして、時間を確認すると1時半だった。

市の行事から町内のみんなが戻ってくるのは2時半から3時くらいだろうと思われた。

せっかくレフティーがアイスノンを持って来てくれたが、私は寝ている場合ではなかった。

レフティーはずっとテレビを見ていて1時に初めての食事をしたと言い、
母にはまだお昼を食べさせていなかった。

私も、母の祝賀会に付き添うためには頭痛を治したかったので、
久しぶりにハイゼットとグランダキシン(更年期の治療にも使われる薬)を飲むために、トーストとコーヒーで簡単なお昼を食べた。



2時半、うちの向かいにある公民館に車が止まっているのが見えた。
祝賀会の準備をしているようだったので、始まる時間を聞きに行って来た。

「もうすぐバスでみんなが戻って来ますよ」とのことだったので、
母に着替えとお化粧をするように言った。

3時、バスが来た音がしたので、母を急かせて公民館に出掛けると、
既に町内会長の挨拶が始まっていた。

長いテーブルが向かい合わせになっていて、それが2列。
各々に仕出し弁当と梨が置いてあり、ビールやジュース、果物にお菓子、
さらに婦人会の作ったお惣菜がたくさん並んでいた。

聞くと、町内の70歳以上は140人だと言う。
そのうちの40数名が、この祝賀会に集まっているとのことだった。
140人の中には老人会には入っていない人も含まれるので、
今日の集まりには母の知っている人が非常に少なかったのだが、
これは、私の大きな誤算だった。

老人会へは1年半ぶりの参加である。
久しぶりにお友達に会えば母も喜ぶだろう・・・ そう思っていた。

「町内の70歳以上」のグループと会うのは年に一度のこの敬老祝賀会だけ。
「老人会」とは、月に一度の定例会、
「ゲートボール」の仲間とは、週に3回・・・と言うわけで、
母が密接なお付き合いをしているのは、ホンの数人ということになる。

母が会場を見渡しても、知っている人が見当たらず、
「今日は何の集まり?」と私に聞いてきたくらいだった。

実際に母の姿を見て母の隣まで来てくれた方はわずかに3人だけだった。
それでも私は、チャンスとばかりに写真を撮った。

3時からの祝賀会だったので、仕出し弁当に手をつける人はなく、
およそ1時間の談笑の後、用意されたビニールの風呂敷に包み、チラホラと帰り始めた。

私たちも買えることにした。

急な階段を降り始めた時、町内会長が来て私の手荷物を持ってくれた。
ところがそこで、不自然にも元気な私の右腕を脇から支えながら、
さりげなく手の甲で右胸に触り始め、私があれ?っと思っている間に、
さらに左手で私の腰に手を回し、おしりを撫でて来たのである。

私は驚いたが、若い娘ではないので(^_^;)大声を出すこともせず、睨むこともできず、
気付かぬフリをして階段を降りきったが、その人を見る目が変わったことは否めない。

2年前に私が町内の班長だった時からの顔見知りであるが、
当時はそんな風に思えなかったのでガッカリした。

もうじき40の大台に乗ろうかという私ではあるが、
今日は敬老会であり、参加者はみな60〜80代、
お手伝いの婦人会にしても、40後半〜60代であるからして、
本日は私が「一番若い女性」という扱いを受けたと喜ぶべきであろうか・・・


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