Mother (介護日記)
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2002年07月26日(金) |
市役所高齢者福祉課にて |
一昨日の日記に書いたが、介護保険の期限が8月末に迫り、 このままでは全額自己負担になるとケアマネージャーに脅かされたため、 今日は市役所に寄って来た。
まずその前に。
病院での検診の際、受付窓口に介護保険再申請にかかる「医師の意見書」の作成を申し込み、 診察時には、主治医にも直接お願いをして来た。 ダメ元で「有効期限が迫っているのでできれば今月中に書いていただきたい」と。 すると主治医は「29日に書いて、受付に預けておきます」と快く受けてくれた。 29日はちょうどレフティーの休暇なので、 出来上がった意見書を取りに行って、そのまま市役所に回って申請することができそうだ。
市役所高齢者福祉課。
「介護保険の更新手続きが間に合いそうにない」と相談に行った。
すると・・・
* 申請の手続きは8月31日までに市役所に提出すれば良い。
* 再認定の結果が出る日が9月1日を超えても、認定後の介護度に変わりがなければ そのまま9月1日に遡って継続扱いとなるので問題はない。
* もし、認定後の介護度が、現在のものよりも低くなった場合は、 今までよりも利用できる金額が減ってしまうので、 限度額目一杯のサービスを利用している人は、 差額分の自己負担が発生する場合がある。
* 母の場合は、現状が「介護度1」であるが、 これが再認定後に「要支援」に下がった場合は、利用限度額が10万円程度低くなる。 しかし、現在実際に利用しているサービスは「要支援」となっても 充分にまかなえる範囲であるから心配ないと思われる。 * 万一、介護度が2段階下がって「自立」となった場合には、 9月以降の利用料については、介護保険の適用にならないので全額負担となる。
この説明によれば、特別心配することはなさそうで、取り敢えずはホッとした。
ただし、ケアマネージャーにとっては、 有効期限後の新しい介護度が事前にわかっていないと、 事務上、不便であるらしいとのことだった。
なぁんだ、ケアマネの都合によるところが大きいのだとしたら、なおさら、 自ら利用者に対して更新手続きを促すべきであろう。
ついでにケアマネについて気になっていたことを話してきた。
私は用意周到に、不満を箇条書きにしたものを持参していた(笑)
一昨日の日記の「介護認定再申請にかかる不手際」についてと、 元看護婦としての医学的知識が、 実際には患者や家族の不安をあおっているという現状について。(7月5日と、6日の日記参照)
若い女性職員の話では “ケアマネが医学的なことを話す”と言うのは、聞いたことがあるとのこと。 それが私の担当のケアマネのことなのか、 ケアマネ全体の傾向なのかは追求しなかったけれど。
取り敢えず、言いたいことをすべて言ってすっきりした。
あちこち買い物をして夕方帰宅すると、市役所から電話がかかって来た。 年配の女性職員だった。
「今日の“ケアマネージャーについて”という書面は、 “苦情”として受け取ってよろしいのでしょうか? こちらから、お相手のケアマネージャーさんにお話をした方が良いでしょうか?」
ご存知の通り、うちは、いろいろあってケアマネを変えたばかりなので、 ここでまた何かを言えば『誰がやっても文句ばかり』というレッテルを貼られてしまう。 他人とのことだから、いろいろあるということも理解しなくてはならないので、 今回のことは相手に言わないでおいた方が良いと思う。 ただし、現場ではこういう事実があるということを把握しておいてもらい、 今後、市役所としてケアマネージャーを指導する機会があれば、 うちの担当のIさんに限らず全員に対して、苦情事例として伝えて欲しい。
・・・と、そう言った。
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