Mother (介護日記)
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2001年09月24日(月) |
どうなっちゃうんだろ・・・ |
昨日はレフティーがパソコン使っていたので、私も疲れていたし、23時には寝た。
そのおかげで今朝は目覚めも良かった。 “もうこれ以上寝なくてもいいや”ってくらい満足できた。 8時に私が起き出すと、めずらしくレフティーが目を開いて私に話しかけてきた。
「おばあさん、夜中に吐いちゃってるから・・・」
レフティーがまだパソコンをやっていて起きていた2時半、 例のオモチャがカタカタ鳴ったんだそうで、「あ、この音は」って見に行ったら、 お布団で寝たまま吐いちゃっていた、と・・・
そんなドタバタにも、私はまったく気付かずに寝ていた。
* * *
実は、昨夜、食事の後、熱を出していることがわかった。 一昨日のお風呂の後のことがあったので、 父のお墓参りの予定をどうするかと話していた時、 「特に熱もないんだろ?」とレフティーに聞かれて、 初めて首筋に手をやったら結構熱くって、計ってみたらなんと37度8分もあった。 この時点で、もちろん今日のお墓参りは中止になった。
そんなこともあって、私は、 「あんまり疲れ切ってから寝るんじゃ、おばあちゃんが呼んでも、 ぐっすり眠っていて気付かなかったりすると困るから、もう寝る」なんて 言っていたのに・・・
なんと、後手後手なのだろう? 私には、母を看られないのだろうか?
この先、どうなるのだろう?
半年で4度の入退院を以ってしても、以前のようには動けない。 ゲートボールなんてとんでもない。
まわりのみんなが、寝たり起きたりの生活じゃ歩けなくなると困るから、 家事を手伝わせたりして、少しは歩かせないとダメだよ、と言うけど、 こんなんじゃ、とても無理。 寝ているしかない。
今度の木曜日が検診予定だけど、調子が悪ければ明日にでも診てもらわなくちゃ。 また入院なのか?
治らない病気なのか?
母は、私が起きて見に行った時、お経本を開いていた。 自分の具合の悪さに「死ぬんじゃないか」という不安が襲ってくるらしい。
先日は老人会の例会にも参加できなかった。 毎日ただ部屋にいて、思うように行動できない自分・・・ 被害妄想が消えて、自分の記憶が曖昧になっていることを自覚できるようになったことは 私たちにとっては良かったけれど、母にとっては自分の老いを思い知らされる結果になった。
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