世を忍ぶ仮の日記
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2008年09月24日(水) 前代未聞

前日まで体調が絶不調で、自覚が無いくらいに酷かったのですが親が見かねて特攻でも良いから当日にレッスンに東京行った方がいいよっていうくらいに現状認識がおかしくなっていた持病の発作が出てしまっていたので、ギリギリの状態で東京に行きました。


伴奏も酷かったなあと反省する事然りなのではありますが。


お歌の、エチュードがあるんです。
お歌のエチュード、すごい難しいのでやりたくねえなーっていうか知らん振りして無かった事にしようとしていたら、
相方から「最初は落ち込むけど、やっていると効果が凄く出るから、やった方がいいよ!(キラッ)←雌豹の目」で言われ、逆らえずにやる羽目に陥りました。
アホみたいに難しいんだよパノフカ!
どっか楽譜見る機会があったら見て、おまいらもやってみればいいよ!(やけくそ)
割と練習はやっていたんですけど。
練習すればする程ドツボにハマッているのはなんとなく自分でも分かってはいた。
変な声になっているなあと。
でもそれが私だけの気のせいで、他の人から聞けば実は普通であればいいなとどこか期待していた。


レッスンで、その夢は儚くも激しく砕かれた。
レッスン中に歌っている時に、心の中で「やばいこれ明らかにあぬめ声…しかもピカッチュとかカネトモっぽい声…!! でも直せない!!!!」と軌道修正きかない状態で、とりあえず一曲歌いきってみた。


終わった途端、


先生が壁に向かって笑ってた。

ヒドスヒドスヒドスヒドス!(号泣)
どうせ前代未聞な声出したよ!
相方は、私の愉快なところを楽しむ性癖があるので
「なんだかはじめて聞く、可愛い声だね☆(目が爛々している)この境地を突き詰めてみて!」
と私を見ている。
「いやあの、私もうこの歳だし、この声で突き詰めても一銭の得にもならないから、ね」
この声が生まれつきでこの声しか出ない人だったらはやい段階で、養成所にでも行ってるんだろうけどね。それに偶発的に生まれた声、普段は出せないっつーか「これ以上は、無理です」(かみや)みたいな、ギリギリラインだしね。エチュードやってる間だけの声だから、ね…。この声で普段しゃべられると、普通に生活していて困ると、思う、よ…?
かなり問答無用って感じで相方は「突き詰めて突き詰めて☆」て言ってくるし、先生はずっと笑い堪えてるしで、ダメージが酷すぎてしゃがみこみました。
うっかり先生まで「これはこれであり…」と言いかけてる始末だし!
普段、野太い感じなので、ギャップに撃沈したのか、先生よ。
ずっと笑いながらアドバイスする先生よ。

その後がてふてふ夫人だったけど全然気分乗れなかったよバッカーナ!


1割くらい、あの声突き詰めてみたい気持ちがありつつ頑張る。


といいつつその日はショックで不貞寝しまくった。


無い物ねだり的に、出したい声はまめぐの声です。
私の声は真逆です。ありとあらゆる意味でな!
(あ、でもこないだケロロの声だけは母に似てるねはいはいお上手って言われた)(しょっこしょこの真似も母に認めてもらった)
普段のかっかの声はどんなですかってアンケート取りたい。


相方は学生時代に散々私に一路真輝の真似をさせましたよ。
誉められたよ。
当時の特技は、当時宝塚の真矢みきの「んの〜うした?(どうした? の宝塚タメ技)」でした。
耳でコピるので、聞いてると遷るのかな。
あにめの声もかな…(しょぼり)。
最近誉められたのは、絶望少女のかがあいちゃんです。
もう出来んがな(瞬発技)。
あれくらいなら日常に支障でないけど、エチュードでカネトモぽい声は支障ありまくり



まだショック引きずってる(秋)。
壁に向かって笑う先生の姿が脳裏に焼き付いている(秋)。


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