世を忍ぶ仮の日記
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2002年12月04日(水) 天罰下ったか!?

朝、とは言え昼にほど近い頃にインターホンが鳴る。
ピロピロ、いい加減寝坊に気が付くか否か(過去インターホンが10回鳴ってもスヤスヤ寝ていたので気になっている)見に行ったら、それよりも少し前に起きていた様子だったので、仕方なし、私が出る。
「お忙しいところすいません(中略)クリスマスにちなんでキリストのお話を(以下略)」
「……は?(背後でピロピロが余りの私のつっけんどんさに吹き出す)」
「あ、ですから(以下略)」
最近どうもしゃべらせ放置プレイが私の中でブームなのか、しばらく聞いている。
何に「は?」てキリストの誕生日にちなんで話されたら、誕生に至るまでから誕生して死ぬまで全部語りたいってそういうことになってしまうでは無いですか。
『駆け込み訴え』や『ジーザス・クライスト・スーパースター』にちなんで死ぬところを語る、と言うならちょこっと聞きたいですが。いくらなんでも長いだろう、人の一生は。あ、人じゃねーや、神様だ。
無難に断ってみたら不服そうにするので
「やっぱ、南無阿弥陀仏ですよねぇ」
と至福の声で答えたら
「はあ……」と異世界への拒絶で返された。
なんでだ。
私が例えばあなたに向かって阿弥陀如来の素晴らしさについて語っても良いですかと聞いてもそれは平等じゃないのか? 違うのか?
まあ、何かと多忙なので何も言わずに切りましたが。
一度はやってみたい「カルラ神教ですから」という切り返しだが、勇気が無い情けない私である。
朝から神様系に出逢いました。滅多に無い事なので貴重な経験だぜ昨日の天罰。流石。実はイエス様だったのか。




学校の、まずピアノのレッスンに行って、30分遅れて行くからよろしくという電話を昨晩夜半遅くにかけたのだが、レッスン30分押していて、やっぱり先生は愛妻弁当を食べていた。ので私は今回は部屋を出てソファに座って休んだ。
かれこれ20分は話し込んで、それからちょっっと弾いていたら二人でハッスルしてきたら、時間延長30分だった。
おいおい。
次の人に迷惑じゃねーか。
「手が痛いよう痛いから弾けないよぅ」とどうも難しいところだけすっ飛ばして楽しく弾いただけの気がするが。
すみませんでした次の人。


で、次が歌のレッスンの筈だったんだが、部屋に行っても先生が居なくて、その部屋に居た人に「先生はっ!?」と訊いたら、さっきまでは居た、という。
学校中を一度走り回って、それから「ダメだー!」と絶叫したところで伴奏者が「自宅に電話して、奥さんに携帯番号を貰えば良い」という案が持ち上がったので、奥さんに苦笑されつつ携帯の番号を貰ってかけてみたが、かけどもかけども出てくる気配が無い電波の届かないところにいらっしゃる。学校近辺で電波が悪いところなんてほとんど無いので何処だー! と真剣に絶叫しながらかけつづけていたら(本当にしつこくかけてみた)やっとこさ先生が出てきた。
「今? あかばねー」
「……は?」
今度は朝の天罰なんでしょうか。
うちの学校は、赤羽という駅から程遠いです。
どうやって瞬間移動したんでしょうか、あなたは神様?
「ごっめーんまた忘れてた。前の人が休みでサー」
「こ、この落とし前どうやってつけて、じゃない、私はどどどどうすれば良いんですかぁ?」
「いやあ、来週やるからー」
……天罰、ここに下る。
イヤだイヤだとごねたところで始まらないレッスン。
私は昨日から何をあんなにハーマイオニーのように呪文を唱えていたんでしょうか。イタリア語は呪文に似てる。自分に訂正を入れる自分がハーマイオニーなので完全なる一人芝居なのだが。
「ノットレビオザ〜」ってそんなイタリア語はありません。
女子トイレで泣いちゃうぞ。
というのはやめて、保健室でしょぼんしました。



次に美容院の予約を入れていたので、お出かけ。
行きかけにKOKIAのインタビューを読む為に「原宿スタイル」という小冊子を貰って、美容院に到着。
「ビビアンスーにしてくだひゃい」
果てしなく遠い注文をつけるのが客というものである。
まあ、あらかじめ携帯電話で「これから途方もなく無茶な事言うけど良い?」と言っておいたので、うにゃる髪の毛以外には、当日の動揺は無かったが。
ちなみに「ダメ」と返されていたが、無理矢理言って切った(笑)。
ストレートパーマをかけてもらう間に、仲間由紀恵の可愛さについて私が熱く語るも、1名は「まあ、許容範囲」と許されざる返答を出すので、そんな人には冷たく対応。一緒に盛り上がってくれた人とだけ話を進める(笑)。
ストレートパーマをかける間は元気だった私も、段々眠たくなってくるのであるが。
今回、どうも渡される雑誌渡される雑誌がギャル系ばかりで、途中吐き気を催しそうになって、「雑誌、代えて〜〜〜〜〜〜」と、6年のつきあいのサトシに泣きつく。
18才でoggiを渡されても困って困って仕方がなかったのだが、何故この年になって突然、なんかよく分からない裏原宿系統の雑誌とviviとcancamなのか(綴りも覚えてない)。ブランドばっかり見てたら酔ってきたよー、と思わずぼやく私。
若く見て貰えるのは良いのですが。
色んな美容院に、それなりに行ってはみましたが、高校生だった頃にヴァンサンカンを置かれた時は、泣きそうになりました(その頃は主張出来ない子だったので大人しく読まずにぼーっとした)。ヴァンサンカンとは、25才っていう意味なのです。
まあ、よく27才に見られるとは言われてたから、沈んだだけで済んだけどさ。
ストパとカラーとカットしたら猛烈に疲れた。
「お、お腹空いた……」
空腹を、数ヶ月ぶりに感じる。
そういえば朝から何も食べずに22時前。
とりあえず終わって直ぐに近くのカフェに一人で入って、こっそりあやしい本を読んでいた。
この女、どこの系統にも属せないと見た。
デザートを頼んでみたら、ホットチョコレートケーキという名前のケーキが、実は、市販の「もこもこ」とかそういう電子レンジで温めるケーキにアイスクリームを乗せたものだったことが判明して大ショック。
ガトーショコラみたいな、固いチョコレートケーキをほかほかに暖めて、フォークを刺したら、中から熱いチョコが溶け出してくるケーキを勝手に想像していた(リアルに幻想してますね)。
そういうケーキが食べたいよう。
おお。
食欲の冬到来。
太らないととか、食べないととか、痩せないととか、食べちゃダメとかそういうことの為に食べ物ってあるんじゃないよね。
「食べたい」ていう衝動(衝動は言い過ぎか)美味しく食べる為に、一つ一つの食べ物は存在してるんだよね。折角だから美味しいものを美味しく食べたい。
というわけで帰りがけに焼きたてチョコクロワッサン購入。
食べながら帰宅。
というのも、なんだかんだとこないだ痩せた後に買った筈の細身カット無しのヒップハングのジーンズが、ボタン外さずに脱げる事が判明してしまい、このままでは折角のジーパンを妹に奪取されてしまうかと思うと寒気がするので(妹のジーンズをはきつぶしたくせに)ファイトでぼんきゅっぼんになろうと思う。
ぼん。
きゅっ。
ぼん。
どうやったらなれるのだ、峰不二子。
教えて〜、ふ〜じこちゃ〜〜ん。


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