世を忍ぶ仮の日記
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2002年08月24日(土) 朧い

本日も完全に眠れませんでした。
危険を省みず朝から慶應大学病院に、提出を忘れてしまっていた保険証を出しに行きました。だってこの日なら空いてたんだもん。
危険を省みないというか、もうちょっと自分をいたわれば良かった。
以上前振り。




慶應大学病院の受付に行く頃には少しずつ、自我が崩壊していく感じがしていました。更に悪い事に自虐心旺盛。押さえるだけの精神力も尽きつつあり、情況としては最悪とも言えましょう。
受付前でぐったり倒れていたら、ふと目の前に受付の人がいて
「大丈夫?」
のようなことを言って下さって、気がついたら私は今日もまた、医者にかかることになったのです。
日記に書こうとしても記憶がほぼ無いので、ところどころですが。
根本的に眠れない原因は精神的なものであると同時に、最近あまりにも酷すぎる頭痛と頭痛が誘発する胃痛なので、それをぼそりぼそりと訴えて(いたんだろうな)気がついたら神経内科に回されてました。てゆかなんで神経内科なのだ? そういう症状訴えたんだろうか、自分。



次の記憶は、なんかやたら楽しそうに、待合室で隣のおばさんとお話してました。家政学科の先生が首が痛いって。私も首が痛いんですぅ〜〜みたいな会話を少々。


次の記憶はまんまと首を押さえられて痛さに泣きそうになってるのに、飄々と「ここが原因ね。ストレスだ。緊張してる」と言われたこととか。
触診で脱がされた事か。
あたいの体は見るだけでも高いんだよ、このエロオヤジ
とか意味不明なことを考えていたのを覚えています。
しかも、「リラックスさせないと」と言われて
てめえに言われる筋合いじゃあないねぇ
とか思っちゃったことも妙に鮮明に覚えてます。
攻撃的キャラクターですねー(にっこり笑って誤魔化す)


会計に行く前に通りすがりの看護婦さんに優しくしてもらう。
「大丈夫ですか?」と誘導してもらい、気分は亜子(←愛なんていらねえよ、夏。)
くだらないことは案外覚えてるもんだなあ(笑)
実はこの誘導が会計とは反対方向だった為、追い返されそのショックでここから更に記憶がなくなる。それまでは割と自分とは違う人がいるなあという俯瞰が遠いところに居てくれた、ような気がするんですが。
それがどこかへ行きました。
さようならー。

しらん風邪薬とか持ってたよ。神経内科で風邪薬は無いよね、何があったんだろうね。


というわけで気がつくと、知らないところに居ました(←マジ)。
分からないので携帯電話の着信履歴をくるくるしながら適当にワン切りした(笑)何故か美容師だった。
そこから突然自分に戻って、お茶でもするから渋谷で待ち合わせで待ってるわ、と勝手に渋谷のパルコパート2のフランフランで家具を買いまくっている。
自制心0なあたりがいまいち怖いのだが。
買い物し終えた頃に仕事が空いてた美容師がやってきたので、そのままフランフランの中に入ってるカフェでお茶してパルコパート1でイタリアの本を見て(美容師サトシ、休みにイタリアに行く。滅茶苦茶ムカついたままである)美容師は再び仕事なので私はパルコパート1を見回っちゃう。
……いやあ……やっちゃいましたよ。
禁断のGRACEでお買い物を。
可愛いんだもんGRACE。
高いんだけど…。しかも今バーゲン季節じゃないんだけど…(今までバーゲンの時でさえ買えなかった)。


帰り際に、生まれてはじめて「手相の勉強」を名乗る人にとっつかまる。
ありえねーべ。普通の私ならまずありえねーべ。
真っ先に「すっごい感性が豊かですね、芸術とか音楽とかやってますか?」
と訊かれる。
……危険を察知したら普段より更に攻撃的かつ笑顔の上手な私が応対してくれました。
これは私の爪の短い私の手を見て言ったんだな。
手相のお姉さんには捕まったことが無かったので、むしろ目的が知りたくなってきて、ここまで来たら話してやろうじゃあねぇか、という気分である。
「…音楽ですね」
「あと、ストレス溜まってますよね」
「……あんまり自覚したこと無いですけど、現代人なんてみんなそうですよね。まあ、どの程度をストレスが溜まってるっていうのかが分からないですけど(満面の笑み)」
「え? 何をされている方なんですか?」
「…(手相で当てろよ、というのをぐっとこらえて)特に何もしてないですが、音楽でいえばピアノです」
「えー!? 曲作ったりとかですか? 凄いじゃないですかー!」
「……(思考回路間違ってるぞ、大丈夫かこいつ)そんなこと無いですよ(微笑)」
とそこへ新手の敵出現。
曰く、一緒に手相を勉強している友達らしい。
……宗教勧誘か!? 警戒心5割り増し。
しばらく同じような質疑応答が続く。
感性が豊かだー感性が豊かだーと二人でステレオになって言うので鬱陶しくなって
「でも、感性は鈍い方が生きるの楽でしょう?」
と言ってあげました。
確かに耳感は鋭いから、ある一定の音量越すと過剰反応起こして倒れそうになるわさ。それは感性なのか!?
でも目の感性は果てしなく鈍い。自信有り。
手相見のお姉さん達、ぐっと言葉に詰まるが、負けてない。
「将来の目標とか、こうなりたいとかは?」
「無いですっ!(ドキッパリ)」
「え、そんな、もったいないですよ。折角これだけの感性持ってて、音楽をやってて恵まれてて」
「そもそも音楽をやっていることが恵まれてるとは思いませんしそれでたまたま生まれて感性があるって言われて気がついたらピアノの道を進んでてやめたくてもやめられないところまで来たところでふと気がついてやめたくなって、将来になんの希望もなく、感性なんか要らないです。感性無くて普通の人生歩みたかったですね(遠くを見つめて笑顔)」
「え!? じゃあ、これから先…」
「まあ、のたれ死にかな(満面の笑み)」
……お二人絶句。
二人でそんなこと言わないで頑張って下さいよう、という声を後ろで聞きつつ、駅へ向かう。
手相見の人たち、結局向こうの質問の方が多かったんだけど、目的はなんなんだろう、謎のままだ。


そして警戒心薄れたところで再び記憶0。


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