世を忍ぶ仮の日記
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2002年07月13日(土) 横浜イギリス館サロンコンサート

先輩のコンサートが横浜イギリス館である、というので、横浜まで行ってまいりました。
初の横浜です。
バスに乗りながらも挙動不審者の如くきょろきょろと辺りを見渡してしまいました。
建物の風情が妙な異国情緒ただよっていて、面白い。
この街は素晴らしい! 
感動に打ち震えるかというとそうでもなく。
何故なら見知らぬ土地というのは私にとって鬼門に等しく、必ず言われた方向とは別の場所に向かってしまうからなのです。
さて、今回、「港の見える丘公園」駅で下車だったのですが、まんまと降りた後、普通の人には迷えない方向へ向かい、道行く人に、横浜イギリス館の場所を尋ねる。
人に尋ねるのは慣れっこ。
開場時間過ぎについたので、横浜イギリス館を探索してみました。
えっらいこと私の好みの作りの建物で、目眩起こしそうでした。
高めの天井。
1階はサロンの奥に執務室(!!)。
おお、ここでリフのような秘書が控えているわけなのですよ。
1階には、住まう人々の部屋はありません。
2階にあがる階段が赤絨毯、窓がとても大きく、ロマン溢れます。
2階は更に美しいエゲレスの世界が広がる。
主寝室2つ。女性用と男性用に分かれているようで、実は夫婦一緒に使っていたのだそうな。
何よりも私が心躍らせて体動けなくなってしまったのが、
各部屋に取り付けられているサンルームという素晴らしいお部屋。
その向こうのバルコニー。
ちなみにトイレは普通でした(ドアの位置は外人サイズで大きかったが)。
ううむ。ハリー・ポッターで、ハーマイオニーがトイレで襲われるシーンで、トイレが案外普通だったのは、エゲレスでの常識だからでしょうか。
妙に納得。
探索を散々済ませたところで、コンサート。
楽しいコンサートでした。
暖かい演奏で。
私とは、ある意味正反対なのかな。
癒し系音楽。
ご本人も、暖かい人柄の癒しな人だからでしょうか。
あー、じゃあ私は正反対…てことは、冷たく人を傷つけるようなキャラで音楽?(笑)
…まあ、深く考えるのはよそうっと。


コンサート終わって、ちょっとしたお茶とお菓子を頂いてから、ふと気が付くといつもの習性で片づけを手伝っている自分がいた。
好きなんだ、椅子の片づけとかが、意外と。
学園祭終わった後も、いそいそ片づけるの好きだしなー(でも楽屋片づけるのきらーい)。
ノリで手伝っていたら「ご飯でも一緒にどお?」といわれて、奢られ飯が大好きな私はあっさり「はい喜んで〜」のノリで便乗させていただく。
それまでにちょっと時間があったので、港の見える丘公園を散策しながら、物思いにふける。
ここのところ、私生活荒れ放題なので、物思いにふけることがたくさんありすぎるのだが。
流石エゲレス館の周りだけあって、薔薇園がたくさんあった。
プチアリス。
今は薔薇の季節では無い為、たくさんの薔薇が咲き誇るというわけにもいかなかったのだが、ちょこっとちょこっと咲いている可憐な薔薇がとても綺麗で、座って見ようと思ったら椅子が濡れていた……ガッヒーン。


片づけが済んだ頃を見計らって、イギリス館に戻り、ご飯を食べに行く。
ついでにお花のお裾分けを貰う。
ぶっちゃけ、コンサート(しかもリサイタル)ではお花&お菓子など、賞味期限があるものを頂くことが多く、余ってしまうので、その場でお世話になった人に少しだけお裾分けしてしまうことが多い。有り難いのはアクセサリーとかですかね、貴金属(笑)
うわあい、お花〜と浮かれつつ、お食事。
フランス料理フルコース。
最後が感動的だった。
最初、アイスクリームにエスプレッソをかける王道のデザートが出た後、スプーンとフォークがあるので何事ぞ、と思ったら、ケーキの盛り合わせのトレーをごろごろ転がしてきたお姉さんが、デザートの案内をする。
たくさんあって選べないっ!
と思った矢先。
「何かこの中でお嫌いなものがなければ、全てお持ち致しますが」
お・・・お!←ベルバラ風。
感動のあまり言葉にならない私。
散々食べ尽くして、いざ帰ろうと思ったら、やっぱり大きな花束はちょっと邪魔でした。


帰宅して、妹にお花を生けてもらおうと思って、料理をする間に花を手渡しました。
「水の中に何を入れたら長持ちするんだっけ?」
「10円玉じゃなかった?」「蜂蜜だよー」「うそだー」
「えー、じゃあ塩水!
「ちょーっと待て! 仮にも理系で、青菜に塩の理由を書いて受かった女が、花を長持ちさせる方法で塩水とか、冗談でも言っちゃいけない!」
と怒って、5秒後くらいにやっと自分の発言のおかしさに気が付いていました。


もうダメだ、私はこの妹についていく自信が無い……心の底から。


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