日々のカルテ
There is no accounting for tastes.

2003年05月17日(土) ふと感じる



慨視感は、兄を見ているようだった。


めまいがしそうだ。





大好きだった作家さん(同人だけどね)の本をちょっと読みたくなった。

話がすごく好き。
退廃的で、でも、その中のどこかがちょっとでも前に向かっていて

その前に、破滅があるのか分からないけど

理不尽な行動で困らせて、でも、一本の筋が通っていて

それを、される相手もわかっているから、自分を諭すように許して。


ゆるやかな流れだと思った。
何かが回帰するような。
ゆるりとねじれたものがあるべき姿に、ゆっくり戻るような。



全ての素直さを体現化したようなものだと思った。



あたしが思うに、人が生きるには丁度良く、それぐらいの深さで付き合う人との距離は、

言葉とは裏腹に、実は表情や目を見ればその人に置く信頼が、絶大な物だって分かるような。



きっと、寝首をかかれちゃっても


「あぁ、オマエか…」


と自然に思えるような、こいつなら殺されても良いと思えるような


殺されることを裏切りとも思わない そんな環境を作り出せれば もう ベスト。


笑って死ねれば、それで良い。



全てを飲み込むそんな空間の穏やかさが

さながら満月のようで。




柔らかな侵食。



吐息も 爪痕も 全ての欺瞞を なんでもないものにして 解ける、溶ける。


 そこ。  ここ。  どこ。


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