ヤグネットの毎日
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2002年08月27日(火) 悪徳・マルチ商法を許すな

 長引く不況で庶民のくらしは大変だ。「お金がほしい」「安定した暮らしを送りたい」と願うのは、あまりにも当然な人間の欲望である。まして、若い世代は就職難が続き、高校や大学を卒業してもフリータ−として働かざるをえないという厳しい現実がある。
 だからこそ、政治を変えなければいけないのだが、世の中には、人間の欲望や善意をうまく利用して儲けを働こうという不心得者が存在する。残念ながら、これが悲しい現実だ。

 先日、「息子が怪しげな商売に引っ掛かったようだ」と知人の方から相談の電話があった。
 40万円もの大金と引き換えにパソコンを購入し、ネットビジネスをはじめるという。
 「さらに紹介者を増やして、ネットワークを広げみんなで手を携えて幸せになろう。」というのだ。知人の方が怪しいと判断したのは、契約書にも学生は契約することができないことが明記されているにもかかわらず、若い世代をターゲットに「市場拡大」を狙っていることだ。事実、知人の息子さんはまだ学生の身分だった。息子さんは、「お金を儲けて両親を幸せにしてあげたかった」と、契約の動機を語っていたそうだ。
 
 インターネットを駆使して調べると、この会社は「悪徳」というレッテルをはってもおかしくない、文字どおり怪しい会社であることが判明した。
 マルチ商法自体が違法なのではない、ともいわれている。しかし、学生を公然と引きずり込み、ネットビジネスを通じて「みんなで幸せになろう」と囁き、「十分な儲けがでるまでご両親にはこの商売のことは言わないこと」など徹底したセミナーでの「洗脳」を施すさまは、明らかに「悪徳商法」と断じるべきだろう。
 
 幸い、知人の息子さんはクーリングオフで契約破棄することができた。
 今、この会社の実態をさらに調べあげ、名前を公表する準備をすすめている。
 若くて未来ある青年たちが、これ以上被害にあわないために、世論づくりに協力したいと考えている。

 簡単に、すぐに儲かる話など、この世の中にはないーーこの自明の真理をみんなのものにするためにも。


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