2007年11月11日(日) |
非常に興味深い感想だ |
昨日は紅葉狩りに行く予定だったんですが面倒臭いなという私の思いが天に届いたのか雨だったので久しぶりに水族館に。水族館とか動物園とかてさ…感性が同じ人と行かないと本当に微妙な場所ですよね…。いや、昨日は(は?)楽しかったんですけど。マグロの群れを見て「美味しそう…」と呟く人は仲間だ。(基準はそこか)たつのおとしごを「初めて見た」発言には驚きました。「干物しか見たことなかった」ってそれ漢方薬じゃ…。うわー、私はそっちを見てみたい…まあ干物でも生でも大して変わらない気もしますけど…。 あと結婚式用(人の)も買えたのがよかった!的確な意見をぴし!と言ってくれるので(そしてそれがとても納得できるので)あっさり決まりました。一人だったら「ウィンドウショッピングがてら」的には決まらなかったなー。すごい見立て上手だ…。なんといっても「結婚式用の服」ぽくないところがすごく気に入ってます!シンプルで色がシックで生地がしっかりしてるから、超高級料理店に着ていけそうな感じ。いつ超高級料理店に行くの?ていう質問は叩き落として却下します。
桜蘭高校ホスト部面白い〜。何となくフルバっぽい香りを漂わせつつ、基本的に突き抜けた明るさがいいです。特にフレッドとジョージ光と馨のあそこまで堂々としたホモ演技と思いきや別に演技でもないのかながいいですよね。双子のエピソードがいいわ〜〜美味しいわ〜〜でも中等部時代の髪型変!(そんな力いっぱい…)まあ何だかんだでこの双子がいないと話が、というか人間関係が進展しない気がします。 環先輩が予想外でした。予想外に阿呆でした。(言っちゃった!)「うちの子にいかがわしいことをするな!」「父さんは許しません!」優たんが近くにいたら私ってきっとこんな感じかなって…。でも環先輩が一話あたりにつき大体30秒くらい格好よくなると(←少なすぎ)(いやでも回を追うごとに格好いいシーンが減っt)ときメモの王子を思い出します。いや、笑うと可愛いんだ。可愛いくて格好いいんだけどいかんせん阿呆な言動が多すぎてそれを忘れそうになるんだ…。
(私信) はわーーー!「未来で〜」のタイトルでわかりました!大丈夫です!私も時かけは1年遅れでハマりました!いいですよね…。友人がわざわざ昼間に見終わるように設定してくれたことに感謝してます。外に出ると、ほら、青空が…!!笑。 しかもテキストて!テキストて…!!楽しみ すぎ る。口から魂出そ う…。どうしよう、最近楽しみなテキストばかりです…!!環先輩が女装(違う)したハルヒに悶えるように悶えます…。 (私信了)
というわけで、タイラーの続きアプします。(え、どういう流れ…?)
前半はコチラ
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廊下ですれ違うクルー達は皆視線が合うなり無言で端に寄ったので、艦橋を出てからユリコが誰かと言葉を交わしたのは、艦内を相当歩き回った後のことだった。 「…スター少佐?」 甘く柔らかな声に、ユリコの肩が震える。振り返ると、ハルミが不思議そうにこちらを見ていた。 「どうなさったんです?」 「どうもこうも、艦長が昨日艦橋で…っ!」 敏い彼女は、ユリコの言わんとしていることが瞬時にわかったらしい。茶色い瞳が僅かに見開き、少し困ったように細められた。 「あの…違うんです。それ、私のせいなんです」 「…ハルミ伍長、の?」 確かに彼女は共犯だが、どうせタイラーと軍医が強引に引っ張り込んだに違いないと踏んでいたユリコは、その告白に幾分面食らって言葉を失った。ハルミは少し照れたように僅かに目を伏せて言葉を続ける。 「私には、…誕生日がないでしょう?それを知った艦長が、『じゃあ今日をハルミさんの誕生日にしよう』って…軍医と一緒に祝って下さったんです。しかもどうせだから艦橋で、と」 ユリコは小さく息を飲んだ。床に散乱していた紙片やリボン。足元に転がっていた何本ものワインボトル。 「艦長は最初皆さんも誘おうとしたのですけど、時間が時間でしたし、特に少佐は最近お疲れのようだったので…。ですから、艦長に対して怒っていらっしゃるのでしたら、それは私のせいですわ。申し訳ありません」 「そんな…、それならそうと言ってくれれば…艦長は全然…」 「タイラー艦長らしいですわね」 不器用な方、と目を細めるハルミは、艦内随一の美女だということを改めて認識させるのに十分だった。
深呼吸すること2回、ドアの横に立て掛けてあった木槌を握り、木板をコツコツと叩いた。どうぞ、と中から声が聞こえると、ユリコは姿勢を正してドアの開閉ボタンを押す。シュンと音を立てて開いたドアの向こうは、今日も見事にゴミ溜めのような惨状を呈していた。 「あれえ、ユリコさんじゃない」 うずたかく積もった衣類の山の向こうから、ひょいと顔を出したタイラーが笑顔になる。コタツにでも顔をうつ伏せていたのだろうか、左の頬が薄らと赤い。 …違う。私の叩いた跡だわ。 そう気付いた瞬間、一層居心地が悪くなってユリコは所在無く視線を彷徨わせた。それを知ってか知らずか、どうしたの、とタイラーは呑気に声をかける。 「艦長…あの、今日は…本当に、申し訳ありませんでした。事情もよく理解せず艦長に暴力をはたらいてしまったこと、お詫びします」 一息に言って頭を下げたユリコの向こうで、小さく笑う気配がした。 「誰かに何か聞いた?」 「…ハルミ伍長から、少し」 うん、と頷くだけで、タイラーはそれ以上何も言わなかった。山の中に埋もれるようにして何かを漁り始めた背中を見つめながら、ユリコは自分が微かに落胆し、同時に苛立っていることに気が付いた。 どんなに外聞の悪いことをしでかしても、部下に怒鳴られ哂われても、この上官は釈明や言い訳を一切しない。それはそれで、ある意味賞賛に値するとは思う。けど。 『本当に嬉しかったんです』 けどそれはつまり、自分の考えを共有する気がないということだ。誰とも。
『…「ハルミさんが生まれてきてくれてよかった」なんて言ってくれたの、タイラー艦長が初めてだったんですもの』 私は、そのことがとても。 「ユーリコさんっ」 「はいっ?」 あらぬ方向へと漂いかけていた思考を引き戻されて、思わず大きな声が出た。視線を正面に戻すと、タイラーは満面の笑みでワインボトルを掲げている。 「やーっと見つけたよ。一緒にどう?」 「…………………艦長」 ユリコの全身を言いようのない倦怠感が襲った。今の自分の葛藤が馬鹿らしくなる。いや、目の前の人物は自分が葛藤しているとは想像すらしなかったのだろうと思うと、再び叩いてやりたいほど腹立たしくなる。 「あ、みんなには内緒ね。ユリコさんと飲もうと思って、大事にとっておいたやつなんだからさ」 だから、口元が少し緩んだのは、きっと気のせいだ。 「…遠慮します。こんな汚い部屋で飲む気になんてなりません」 「あ、じゃあ艦橋でー」 「艦長!」 首を竦めたタイラーに一礼して、この話は終いだと告げる。タイラーも引き止めることはせず、ひらひらとワインを持ってない方の手を振った。 「でも」 呟いた言葉が相手に届いたかどうかはわからない。 「…この部屋が片付いたら、考えます」 ドアはユリコの背後ですぐに閉じてしまったから。
だが閉まる直前、タイラーがボトルを揺らした気がした。 答えるように、たぷん、と。
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タイラーとユリコさん、本編でのラブエピソードが少なすぎる気がするんです!別にラブラブになれとは言いませんが、もう少し、匂いみたいなものを発してもいいかな、と…。特にタイラーの方の。昨今のアニメを見てると割と感じるえ、なんかすごく腐女子向け風っぽい気がするけどこれは自分だけが感じてることなのか…と自分の腐れ具合☆とプロダクション側の意図☆とを量りにかけて迷うくらいの強烈な匂いを漂わせろとは言いませんが…。まあ、匂わせないところがタイラーぽいちゃぽいんですが…。あ、そうだ!私の大好物のヤキモチエピソードが皆無なんだ!まあヤマモト副長相手じゃ焼くに焼けないのはわかるけど…。(ひどい)
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