米国発 金融危機関連情報

2009年07月28日(火) 米金融、市場情報先取りで巨額利益


 今回の米国発金融危機で米金融界の異常さをまざまざと見せ付けた。米国という国家を揺るがすような出来事といえよう。もうしばらく米国発金融危機関連情報として、まとめて行く予定である。

米金融大手ゴールドマン・サックスや一部のヘッジファンドが、他の市場参加者よりも100分の3秒早く情報を入手できる大口投資家の立場を利用し、高速コンピューターを駆使して大きな利益を上げているという。これも、米国の金融界の異常さを示す1例だと思う。

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米金融、市場情報先取りで巨額利益…米紙報道
7月25日12時40分配信 読売新聞
 【ニューヨーク=池松洋】米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は24日、米金融大手ゴールドマン・サックスや一部のヘッジファンドが、他の市場参加者よりも100分の3秒早く情報を入手できる大口投資家の立場を利用し、高速コンピューターを駆使して大きな利益を上げていると報じた。

 米証券取引委員会(SEC)もこの「抜け道」を問題視しており、新たな取引規制を今秋にも導入する見込みという。

 同紙によると、ゴールドマンなどは、100分の3秒の時差の間に取引情報を分析して自動的に取引を行うコンピューターを導入し、自己勘定で巨額の利益を得ている。

 これらの取引は市場の公平性をゆがめかねないとして、米上院議員の一部からSECに調査を求める声が出ており、SECも規制の検討を進めているという。
最終更新:7月25日12時40分


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石田ふたみ [MAIL]

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