米国発 金融危機関連情報

2009年03月08日(日) 2月米新車販売、4割減=27年ぶり低水準



報道

1、米GM、事業継続に重大懸念=会計事務所が指摘
                    2009/03/06-00:00 時事通信
2、米新車販売、4割減=27ぶり低水準−2月
                    2009/03/04-09:09  時事通信


2月の米新車販売台数統計によると、業界全体の販売台数は前年同月比41.4.%減の68万8909台で、1981年12月以来27年2月ぶりの低水準となった。昨秋の金融危機の深刻化以降、30%以上の落ち込みが続いているが、減少率が40%を超えたのは初めてなのだ。

ビック3の販売減をメモ。
ゼネラル・モーターズ(GM) 53%減
フォード・モーター      48.2%減
クライスラー         44%減
 
報道1の通りGMを監査した大手会計事務所は、GMが米財務省に先月提出した再建計画の実行に「将来が懸かっている」と記述。「計画遂行が失敗すれば事業継続は不可能で、破産法に基づく再建に追い込まれる」と、深刻な経営状態にあることを改めて強調している。前年比53%減では事業継続は不可能という判定になる確率が高いと思う。

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1、米GM、事業継続に重大懸念=会計事務所が指摘
                     2009/03/06-00:00 時事通信
 【ニューヨーク5日時事】政府の緊急融資を受けて再建中の米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は5日、同社の財務諸表を監査した会計事務所から、このまま販売不振や手元資金の流出が続いた場合「事業継続に重大な懸念が生じる」との指摘を受けたことを明らかにした。GMが同日、米証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書で明らかになった。
 監査したのは大手会計事務所デロイト・アンド・トウシュ。同報告書では、GMが米財務省に先月提出した再建計画の実行に「将来が懸かっている」と記述。「計画遂行が失敗すれば事業継続は不可能で、破産法に基づく再建に追い込まれる」と、深刻な経営状態にあることを改めて強調した。(2009/03/06-00:00)
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2、米新車販売、4割減=27年ぶり低水準−2月
                   2009/03/04-09:09 時事通信
 【ニューヨーク3日時事】米調査会社オートデータが3日発表した2月の米新車販売台数統計によると、業界全体の販売台数は前年同月比41.4%減の68万8909台で、1981年12月以来27年2カ月ぶりの低水準となった。昨秋の金融危機の深刻化以降、30%以上の落ち込みが続いているが、減少率が40%を超えたのは初めて。
 販売台数は日米メーカーともそろって著しく減少しており、前年実績を下回るのは16カ月連続。米国の自動車市場は同国の景気後退が続く中、依然底入れの兆しが見えない状況となっている。
 メーカー別では、深刻な経営難に直面する米ビッグスリー(3大自動車メーカー)の落ち込み幅が依然大きく、ゼネラル・モーターズ(GM)は53%減となった。フォード・モーターは48.2%減。GMと並んで危機的状態にあるクライスラーは44%減だった。
 一方、日本車メーカーもトヨタ自動車が40%近く減少するなど、状況は厳しい。ホンダは38%減、日産37.1%減と落ち込んだ。このほか、もともとシェアは小さいものの三菱自動車の50.8%減、スズキ60.3%減が目立った。(2009/03/04-09:09)


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石田ふたみ [MAIL]

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