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2005年04月11日(月) 「メタボリックシンドローム」の診断基準

癒しの森608                             

 癒しと言ってもその大前提が健康であることである。よって、新聞などで報道される健康に関する記事を書きとめて置きたい。「メタボリックシンドローム」とは、重複型の病態のこと。高血圧と高脂血症というように病気が重なるとこの病名が付く。

 心筋梗塞の予防はウエストサイズの測定からだという。内臓脂肪のたまり具合をウエストサイズで判断する診断基準を、日本動脈硬化学会や日本糖尿病学会など8学会がまとめたのだ。男性は85センチ、女性は90センチ以上だと「要注意」だという。大阪市で開催中の日本内科学会で8日、公表された。

 今回まとまった診断基準は、「要注意」のウエストサイズで、
(1)中性脂肪が150ミリグラム以上(血清0.1リットル中)またはHDLコレステロールが40ミリグラム未満
(2)最大血圧が130以上または最小血圧が85以上
(3)空腹時血糖値が110ミリグラム以上(血漿(けっしょう)0.1リットル中)――の3項目のうち2項目以上に当てはまるとメタボリックシンドロームとした。
 BMIが高くなると、高脂血症や高血圧糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなるのだ。 BMIが>25で高血圧・高中性脂肪血症、同じく>27で糖尿病、>29高コレステロール血症になる確率が2倍以上になるのだ。

  ・ともかくも 標準体重 目指すこと 肥満はまさに 病のもとと
   


     


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石田ふたみ [MAIL]

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