2005年04月03日(日) |
森夫妻:おしどり公演中止離婚決定的 |
癒しの森600 このテーマは癒しの森に向かないかもしれないが、コミュニケーションを維持することが如何に難しいかという視点で記述したい。森の所属事務所は3月31日夜、「別居中の歌手、森進一(57)昌子(46)夫妻が、予定していた3本の夫婦ジョイントコンサートを中止。これで離婚が決定的となった」(4月1日スポーツニッポン)という。オシドリ夫婦といわれた森夫妻は、なぜコミュニケーションが破壊されたのだろう。 2003年12月4日と5日に「なぜコミュニケーションが保てない」と題して書いた。この時書いた一部を引用したい
「飯田国彦氏より『やる気を引き出すマネジメント』という講演を記述したレポートが送られてきた。この内容が実に深い。このレポートの一節を引用したい。『コミュニケーションにおける最大の障害は、性格や思想の違いでなく、人の持つ評価傾向にある』というものである。私なりに補足すると、妻が自分に身につけている常識で夫を評価し、夫も同じく自分の人生観や常識で妻を評価的態度で接する・・このようにお互いに評価する傾向が強いとコミュニケーションが破壊されていくのである。11月16日アインシュタインの「常識とは、18歳以前の心につもりにつもった偏見以上の何物でもない。それから後に出会うどんな新しい考えも、この『常識』の概念と闘わねばならない」という言葉を引用した。自分の常識にこだわっている人が余りに多いと書いた。コミュニケーションの破壊は自分の持つ常識で相手を評価する傾向なのだ。この常識が妥当なものかどうかを振り返る心の余裕が必要だと思う」 ・身につけた わが常識に 縛られて 評価で接する 人の性(さが)かな (2003年12月4日の再掲)
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