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2005年03月30日(水) ボケ老人になる原因  

癒しの森596                                                                  80代壮健の会の意見交換のテーマを記述したい。NHKの「ためしてガッテン」の協力者である早期痴呆研究所院長の金子満雄先生のリポートを熟読した。同先生は、20年間に渡り2万人以上の痴呆患者と接してきたのである。この経験の上にたってのメッセージを箇条書きで引用させてもらうと次の通りである。
1、ボケになるかならないかはその人の「生き方」によって左右されます。
2、「どういう人がボケやすいのでしょうか?」と質問されたら、私は迷わず「感性の乏しい人」と答えます。
3、脳は体の筋肉などと同じで、使わなければそのぶん確実に衰えていきます。
4、若いころは仕事一辺倒。そんな人は、特に危ないと言わざるをえません。痴呆患者さんの中にも、実はそういう方がたくさんいます。労働の多くは、案外、動物でも持っている脳の中の低い機能しか使わない作業が多い。
5、周囲とのコミュケーションは痴呆予防のためにとても重要です。とくに都会暮らしでは、隣人と交わる機会が少なく、これがボケの大きな原因になっている。
6、痴呆は大まかに、軽度、中度、重度の段階に区分されます。地方では軽〜中度が多く、都会では重度の割合が高いのです。これは、いかにコミュケーションが痴呆予防にとって大切かを示すデータといえるでしょう。
(NHKためしてガッテン 2004秋号から)
このテーマは引き続き記述する機会を持ちたいと思っている。ボケの原因が生き方と感性であるのであれば、ボケ老人に成るか成らないかは、20代・30代に決まるといっても過言でない。
 
 ・その人の 乏しいまでの 感性が 因となってか 脳がボケ行く
     

 
    
     


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石田ふたみ [MAIL]

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