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2005年03月03日(木) 林文子さんの人間像(2)  (4号で引用)

癒しの森568                               

 今日はラジオ番組(BSI)の記録の一部を引用して林文子さんの人間像の一端を紹介出来たらと思っている。名選手必ずしも名監督ならずという言葉がある。林さんはその2つとも抜群の実績を挙げて来られたのである。素晴らしい経営者であることは間違いない。ではその秘訣はどこにあるのだろう。長文のインタビューの中に浮かび上がる内容は、「人が好きであること」「考える先に行動する」「報・連・相は社長から」などである。最大のキーワードは林文子さんの「私がこの仕事でうまくいっている原因は、ちょっとキザな言い方ですが、人が好きなんですよ。人に関心があるというか、好きでたまらない。」ということだろう。

 この人の大成功の原点は何処にあるのか。初めてセールスマンになった時の感動がこの人の人生を決めたと言っても過言ではないようだ。「ホンダの社長に、はじめて名刺と、男性と同じ営業マン鞄というのをいただいたときは、うれしかった。夢のように感じました。私、ほっぺたを何度もつねったんですよ。ものすごい感激だったの。大げさなんですけれど、本当にキラキラした夢がありましたね。それで、名刺を出して「この地域を担当させていただいております、ホンダの林です」って言うこともうれしかった。飛び込み訪問も嫌じゃない。言ってみれば、名刺を見せびらかしたいような。楽しくてしょうがなかった。私が自動車の業界に入ってすぐトップになったというのは、たぶんそれまで、エネルギーがマグマのごとくずっと燃えていて、一気に花開いた、というか爆発したのだと思います」物事どう反応するかで人の運命は動き出すようである。置かれている環境に感謝を覚える人間に成りたいものである。

   ・初めての 名刺と鞄を 頂いて キラキラ夢が 一気に開く
     


     


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石田ふたみ [MAIL]

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