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2005年02月28日(月) 記憶に残したいコミュニケーションの達人

癒しの森565                                  
 妻が愛読しているパンプキンという婦人雑誌がある。3月号に掲載されていた林文子さん(BMW東京株式会社 代表取締役社長)のことをコミュニケーションの達人と題して記述したい。「人に希望を与えることができるのは人間だけ。IT社会の現代だからこそ、対話と人間力が必要となるのである」(同誌から)林文子さんの言葉を引用しよう。「私は人が大好きなのです。林さんと会えてよかったと思っていただきたい。そのためにはどうすればよいかとつねに考えています。まず信頼関係を築く。営業力=人間力なのです」

 林さんは人とのコミュニケーション力(人間力)のみで外資系の自動車販売会社の社長にまでなった人なのである。林さんの赫赫たる経歴はメモ欄に表示した。ここで林さんの語録を引用して人間力の核心に迫りたい。「好奇心旺盛なんですね。読書お芝居、映画などが大好きで、時間の許す限り足を運びます。幅広い知識があれば、どんな人と話しても接点をもつことが出来ます。ただし、自分が話すのはきっかけ程度。聞き役に回ることで相手の方に心地よい時間を提供することを第一優先に考えています」林さんの人に対する思いの深さが滲んでいる言葉です。まさに人間力といえるだろう。

   ・目の前の 一人を思う 心から 無限に広がる 人との交流
     


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メモ 林文子さんの経歴
1946年東京都生まれ。東洋レーヨン、松下電機産業などの勤務を経て77年ホンダの販売店転職。87年BMW東京へ。実績を買われ93年に新宿支店長となり年間522台の販売を達成、業績の低迷していた同支店を最優秀支店へと育てた。93年フォルクスワーゲンにスカウトされ、ファーレン東京代表取締役に就任。4年間で総売上げ、販売台数ともに倍増させる。03年BMW東京社長となる。



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石田ふたみ [MAIL]

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