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2005年02月15日(火) コーヒー飲んで肝臓がん予防?

癒しの森551        

 以前もコーヒーの効用について書いたことがある。自覚できるコーヒーの効用を上げると次の通りだ。
1.眠気を取り除く作用によって朝からすっきりとした心地で出勤・登校することができる。
2.コーヒーを飲むことでカフェインによる覚醒作用が働き、仕事の能率をぐぅーんと上げることができる。
3.身体を温め血管を拡げて血行を良くする作用は、運動前には最適な飲み物だといわれている。
4.香りと味わいがストレスを解放されさせるといわれている。
 
 この一般的な効用のほかにコーヒーを多く飲む人ほど肝臓がんになりにくいとの調査結果が報道されていた。「厚生労働省の研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、16日付の米医学誌で発表した」(2月15日日経から)という。1日5杯以上飲む人はほとんど飲まない人より発病率が4分の1に低下するというのである。
 
 調査は40―69歳の男女約9万人を約10年間追跡し、コーヒーの量と肝臓がんの発病率を分析。ほとんど飲まない人の発病率を1とした場合、毎日1―2杯では0.52、3―4杯で0.48、5杯以上で0.24となり、量が多いほど肝臓がんの発病が少なかったという。 コーヒーに含まれているクロロゲン酸という成分が肝臓がんの発生を抑えている可能性があるという。コーヒーだけでなく全ての食品に一定の薬効があるのだ。漢方でいう食薬一体という捉え方で食に関する知識を健康のために広げる必要がある。

  ・健康を 確かに支える 食文化 知識を広げて 確かな日々を
     


      


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石田ふたみ [MAIL]

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