2005年01月24日(月) |
松井秀喜 母校の小学校で「夢」授業 |
癒しの森529 ヤンキース・松井秀喜外野手(30)が21日、母校の石川県上町立浜小学校で「1日教師」を務めた。後輩を前に教壇に立った松井秀は「夢を夢で終わらせないために」をテーマに、実技も含めて約4時間の授業。子供たちに夢を持つことの大切さ、夢をかなえることの難しさを伝えた。この模様はNHK総合テレビ「課外授業ようこそ先輩」(3月30日予定)で放送されるという。松井秀喜のフアンとしては、3月30日の番組は必ず見なくてはならない。1月16日に書いた「北の零年」のクライマックスは「生きている限り、夢見る力のある限り・・であった。
卒業以来18年ぶりに訪れた母校で、松井秀が熱弁をふるった。教壇に立って松井が選んだ授業のテーマは、自らも1番好きな言葉だという「夢」。メジャーリーガーという子供の頃からの夢を成就させた松井秀ならではのキーワードなのだ。 まずは5年生39人の生徒を前に、黒板に「夢を夢で終わらせない」と力強く書いての授業の始まりであったという。熱心に耳を傾ける子供たちに「何事にも真剣に前向きに取り組んで、夢に向かって正面からぶつかっていってほしい」とメッセージ。最後には自らの両手を突き出し「これが僕を夢に向けて挑戦してきた証。野球を始めてからきょうまで1日も素振りを欠かしたことはなかった」とマメだらけの手のひらを見せたという。息をのむ子供たちは、松井秀の「触ってもいいよ」の一言に、笑顔で駆け寄ったのだ。 ・夢を持ち 素振りを支えた マメの手に 笑顔で駆け寄る 母校の子らよ
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