| 2004年03月24日(水) |
街のなかから、牛丼が消える |
大手5社だけで毎日100万食以上が消費される牛丼大国。なにしろ、280円でおなかを満たしてくれる牛丼はサラリーマンにとって、お昼の貴重な選択肢だった。庶民は牛肉とタマネギだけという今の味が舌に馴染み、一つの食の文化となっていた。だが、肉の供給のほぼすべてを安い米国の牛肉に頼って来たから、輸入が絶たれてたちまち行き詰まった。米国産の牛肉に頼ってきた大手牛丼チェーン店の戦略が間違っていたのだろう。
大手チェーンが販売する牛丼の量 (朝日新聞2004年1月31日夕刊紙面から)
店名 国内店舗数 牛丼類の販売数 (1日あたり) 吉野家 986 約80万食 松 屋 580 約13万〜15万食 すき家 483 未公表 なか卯 286 約7万5000食 神戸らんぷ亭 43 約7000〜8000食 ・牛丼は 日本独自の 食文化 町から消えて 代替なにか
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