昨日の宇津井健さんのことを書いて、1997年に吉永小百合に関して短歌を作ったことを思い出した。この年の10月に「原爆詩の朗読会を静かに続けて12年」というグラビアの特集を読んだのである。6年前で小百合さんは52歳、今は58歳になられる。どうしてこの人はいつまでも美しいのだろう。
この時の解説では「輝くことを強く自制しているが、抑えることで一層気品に満ちた輝きを増している人」と讃えていた。小百合さんの言葉で印象に残ったのは「教えることは出来ませんが、生涯様々学んで生きて行きます」であった。この人の美しさは常に何かを学ぶ姿勢にあると思った。
・生涯を 様々学んで 生き抜くと かくして生まれん 心の美かな
(短歌は1997年10月10日の日々の映像から)
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