2003年10月22日(水) |
松井三点本塁打の余韻 |
一昨日は松井フアンにとってたまらない日であった。大リーグに「監督にとって最良の友は、三ランホームランである」という言葉があるとのこと。トーリ監督は、カウント0−3から打った松井の能力に舌を巻く。「・・松井はどこに力を入れて打つか分かっている。無理して引っ張ろうとしない。本当にいい打者だ。松井は慣れない左翼の守備も堅実にこなし、リーダーになった。若手は彼から多くを学んでいる」との賛辞である。なにしろ、前日の3安打と合わせ、シリーズの打率5割で松井の輝きが最高潮になってきた。 松井が米国でも「怪物」と認められたようだ。20日にデリー・ニュースは「10月の怪物と表現・・・ベストヒッターはジーターでもポサダでもない。マツイだ」と絶賛した。本塁打直後の三回、松井が打席に向かう時「大型ビジョンには巨大な岩石を投げるゴジラの映像。大音響で泣き声が流れると、満員の観衆は『マツイー』の大合唱とともに再び総立ちになった」(21日・スポニチから)日々の映像で何回も書いたが、このあたりがアメリカの野球文化の真髄のように思う。松井は今日行なわれた3戦も勝利打点をたたき出した。
・アメリカの 野球文化が 頂点に 日本の松井が 輝きわたる
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