2003年10月08日(水) |
行く秋惜しんで (7号で引用) |
急に寒く成ってきた。日本の四季の変化を、最も感じるのがこの秋だろう。夏の終りと共に蝉の合唱が終わり秋を告げるとコウロギの泣き声が響く。ここのところリーンリーンというコウロギと鈴虫の合唱が一段と高くなった。11月上旬になると彼らの鳴き声は耳にしなくなる。彼ら虫たちは次の生を残して、短いいのちの終りを迎えるのだ。 自然に触れる機会を持つことは大切なことだと思う。これからは紅葉の秋本番である。そして、山の木々はまもなく冬化粧へと変化していく。
・虫たちは 時を惜しんで 大合唱 秋の夜長を 名ごり惜しむか
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