2005年08月16日(火)



僕はこの世の全ての事象は
様々な条件や互いの影響によって
確率論的に起こるものだと思っている。
運命などというものは結果論であって
未来とは、ちょっとした状況の変化や
僅かな外因の積み重ねによって
あっという間に変わってしまう儚いものだ。
空から落ちてきた無数の雨粒のうち
僕の額に落ちたあの一粒と落ちなかったその他の雨粒。
何万年もの時間を経て
川に投げ込まれるために僕に拾われた石とその他の石。
それらの違いは一体なにかというと
特に違いはない。
それは気の遠くなるような
遙か太古からの膨大な偶然と必然の積み重ねの結果。
ある確率で起こった事。

そう。確率。
全てはこの単語に集約される。

ある確率で生命は進化し
ある確率で私は生まれ
ある確率で君と出会った。

これはすごいことだ。
運命というもので片付けるには
あまりに奇跡的で
あまりに愛しい。
無限にある道の中で
今、ここに立って
君に語りかけているという幸運を
大事にしたい。
心からそう思う。
そしてこれから僕らの人生に
ある確率で生じる
あらゆる出来事を
君と楽しみながら
生きていきたいんだ。


ただ、
3億円の宝くじはハズレて
宮城を震度6の地震が襲い。
その結果100%の確率で残業が確定したのは
全然愛しくないし
確率で片付けるには
あまりに腑に落ちないと思う。

ていうか
責任者出て来い。
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日記才人