2005年08月01日(月)



友人と回転寿司に行った。

日曜の夜ともあって
ものすごい混みようで
30分以上も待った。

しかし、そこの寿司屋の待合所には
テラスがあって解放されていた。
蒸し暑い日だったけど
日も暮れるとさすがに少し気温も下がり
テラスで涼みながら待つにはいい夜だった。

最初は友人と二人で
とりとめもない話をしながら待っていたが
やがて野球好きの友人は
中にあったテレビで野球を放送しているのに気がつき
ガラス越しに釘づけ。
しかしちょっと遠くてよく見えなかった彼は
徐々に近づいてゆき、最終的にはガラスにへばりついてテレビを見始めた。
文字では分かりにくいと思うので図示すると下の通り。



野球の試合の流れを真剣に見る友人。
その友人のガラス一枚隔てた反対側で
友人と向き合って漫画を読む少年。
その距離、数十センチ。


ガラスを隔てて、少年のいる側は明るく
友人のいる側は暗いので
少年からは友人の姿が良く見えない。
ましてや少年は漫画を読むのに集中している。
ふと顔をあげた時、はじめて
目の前にこっちを向いて立っている人影に気が付き
ものすごいビックリした少年は責められないと思う。

さすがに向き合って漫画を読むのは気が散るのか
その後、ちょっと横向いて漫画を読みつづけた少年。



というカンジでからかってやろうかと
友人と二人で話し合ったが
実際に行動に移さなかった我々は大人だ。

しかし、無防備な人間が
素で驚く姿はちょっぴり可愛くて
ちょっと間抜けだと思う。
好きな女の子の前などでそんな醜態を晒さないよう
漫画を読むときには常に身の回りを警戒しておくくらいの
慎重さをもっていきたい。
という結論でこの話を終わろうと思う。


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日記才人