2005年03月31日(木)



本日は蠍の心臓が月に隠れる日。
こう書くとなんともロマンチックではないか。

実際に隠れてゆく様は
蠍の心臓が一等星と言えど
月の明るさに邪魔されて見えないと思うが
今日、この瞬間
地球と月とを結んだその延長線上の
遥か600光年先には
アンタレスがあるのだと思うと
わくわくする。

ところで
夜には満天にかかる星座達。
一体誰が考えたものか。

例えばこの時期はオリオン座が良く見える。
星座に詳しくない人間にとっても
分かりやすい並びの星座だ。
しかしながらこの形。

一体どうやったらオリオンになるんだ。
強引過ぎやしないか。
私だったらせいぜい「砂時計?」としか思わない。

また、オリオン座のすぐ脇にあるおおいぬ座。

これはどうみたってナメクジだろう。
大体、点が6個ぽっちで
そこから犬の形を連想するってのが無理な話だ。
ネット上で溢れるドット絵の方が
遥かにマシだろう。

しかし、昔の人達は
無数に散らばる星の中から
様々な形を連想し
名前をつけたのだ。
なんという逞しい想像力。
そしてなんとも夢のある話ではないか。

僕も夜空の綺麗な晩は
ぜひ空を見上げて
太古より変わらず見える
壮大な星のロマンに
想いをはせたい。

でも星が2個で「りょうけん座」とか
昔の人もちょっと無茶したと思う。
星、余ったのかな。

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日記才人