夜中に目が覚めて 眠れなくなって 手当たり次第に携帯メール出しまくったのは 弟の部屋から女の声が聞こえたのとは無関係です。 ええ。断じて。
ここまできたら きっとみなさんも思い出話の続きを 聞きたがってると思うので(rikuジャッジメント) 今日は高校時代の話でもしようかと思います。
北海道の片田舎で 9年間の小中義務教育を終え その両方の母校を廃校へと導きつつ 僕が進学したのは隣の市の高校でした。
高校ともなると 周辺の市や町から学生が集まり、 中学までとは違ってかなり規模が大きくなります。 従って校舎その他の設備も幾分近代的。
校舎は今までの倍の4階建て。 廊下に教室が8つも並ぶ様は壮観でした。 つーか8クラスって! クラス替えし放題です(そういう問題じゃない)
中学の時は、同学年みな知り合いで 小学の時などは全校生徒みな知り合いだったのに 高校ではちょっと離れたクラスの奴は 名前も知らない状況でした。
これにはちょっととまどいました。 というのは集団の人数が多くなる分、 自分の存在感を確立させるのが 難しくなることを知ったからです。
少数の中にいる時は いやでも主役になってしまったりして 中学の学校祭などでやる演劇で言うと 僕がやった役は 1年の時、「貧乏神」 2年の時、「浮浪者」 と言った具合に常に主役級の・・・・・
イジメですかコレ。
まぁ、とにかく いつでも主役になれたんですが 「たくさんの中の一人」という自分に 初めて気付いた時、 ああ。こういうのもあるんだなぁと 妙に覚めた気持ちになったのを覚えています。
ここで 主役になってやる。 と気張らなかったのが僕らしいと 自分では分析しております。
そういう感じで 青春ハッスル(死語)することなく のんびりのほほんと一般ぴーぽーを満喫しつつ ハッっと気がつけは3年生。 え?大学受験?ヤヴァイ? と半笑いで現実逃避している暇さえなくなり なんだか分からないうちに 勉強ばっかして ああ。そろそろボク、壊れるかも。 と思い始めた頃、ようやく卒業となり 高校までの、いわば人生においてひと区切りとなる 生活が終わりを告げたのでした。
なんかあっという間だったなぁ。
ここで廃校になってくれてたら キレイに3段オチできたのにっ!
さすがに高校は潰れないようです。
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