2001年04月23日(月)


人が珍しくやる気出して、忙しく研究してるっていうのに
突然、教授がやってきて仕事増やしてくれました。

その内容は
今年の春からうちの研究室に配属になる4年生に
招集かけたいので、その旨の掲示をしておくように。と。

ほほぅ。








































楽しそうじゃないの。
































この味気ない昼下がりに
ちょっとしたスパイス。
教授も気が利くなぁ。
これは、




「まぁまぁ。そんなに根つめて研究ばかりしなくても。
違う作業でもして、
息抜きでもしなよ。」


































ということですね?教授。

そう理解していいんですね?






分かりました。
おまかせください。
必ずや教授のお気に召す招集掲示を仕上げてみせます。



































それにはまずは企画会議からはじめなくてはなりませんね。
こういったものは、最初のプランをしっかり固めることが重要ですから。



よしっ。みんな集まれっ。
これから喫茶店に行って会議だっ。




********





よしっ。
2時間もぶっとおしで漫画を読めば企画会議をすれば
もう完璧です。
少し目が疲れている気がしますがそんなのは対した問題ではありません。
それくらいでは僕の創作意欲を萎えさせることはできないのですから。













大まかのレイアウトは決まりました。
あとは頭の中に描かれたものを形にするだけです。





さて。なんのソフトで作りましょう。










word?ヌルイっ!










そんなものでは早く終わってしまう質素なものしか作れないではないかっ!
もっと時間を労力をかけなければ
すぐに研究に戻らなければならないっ
良い物はできないっ!







ここはパワーポイントです。
プレゼンの味方。これさえあれば装飾し放題です。
きっとステキなものができあがるでしょう。












まずは題名だっ!
掲示を見に来た4年生の目を一発で虜にするようなインパクトがなければいかんっ。






もっと大きくっ!紙面の幅イッパイを使うのだっ!そう。それでいい!
次に色っ。
違うっ!そんな弱々しい色でどうする!
もっとこ〜・・・・・・。
































見た瞬間に目がズキズキするようなのある色にするんだっ!
ようし。それでいい。



















次に文字装飾だっ。
通常のフォントでは駄目だ。芸がないじゃないか。
見たこともないようなマイナーなフォントを使うのだ。
そしてそれに強調をかけて、縁取れっ!
なに?読めない?

































そんなことは問題ではないっ!






いいんだよっ。フィーリングだっ。
魂で読めるっ!

















よし。その調子で日時と名前だ。
外枠の縁取りと色の変化も忘れるな。
印刷物なのでアニメーションにできないのが口惜しいが。
まぁ、これでまずまずのデキになるだろう。





よし。完成っ。印刷だっ。
総制作時間2時間10分(うち2時間は漫画)

大作だっ!












印刷したものを見てみると
素晴らしいデキでした。。


































一体、なんの掲示なのかは

僕にはよく分かりませんでしたけど。





衝撃度では他のどの掲示にも勝っていました。はい。























これだけ気合の入った掲示を見れば
教授も満足してくれることでしょう。ええ。そうですとも。
では早速。




教授に見つからないうちに

掲示板に貼ってきましょう。

























と思ったら
掲示板に貼ってる現場をモロ教授に目撃されてしまいました。



マズイっ。これはマズイです。
緊急事態。えまーじぇんしー!





教授が僕の後ろで、掲示をまじまじと眺めているのが分かります。
息遣いまで聞こえてくるではありませんかっ。































・・・・や、殺られる。

























僕は正直、死を覚悟しました。
現行犯ですからそう簡単には言い逃れはできません。







作成者は僕ではなく後輩だ。



とシラを切り通す以外にはもう僕の生きる道はないと思いました。








すまん。後輩よ。俺は自分の身を守るために
お前を生け贄に捧げる。
お前の死は決してムダにはしないぞ・・・・・。









僕はおそるおそる、後ろを振り返りました。
悪魔に魂を売り飛ばす覚悟で。




















すると教授の口から一言。






























いいんじゃない?































教授っ!ツッコミなしですかっ!

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日記才人