ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
久しぶりに行われた、当人参加の北大路公子オフ会。 前夜の酒のせいで、朝からバタバタしてしまったものの、空は日本晴れ。まさにこれからの酒浸りの一日にそぐわない、清らかな乙女のような天気。
品川のホテルの部屋までお迎えに行くと、部屋には前夜の酒缶とつまみと朝ご飯代わりに食べた温泉卵の残りと、暗号のような割り算の筆算のメモ。そして部屋は酒臭い。 そんな中、いそいそと支度をするキミコセンセ。気持ちとウラハラに支度は遅い。
チェックアウトをして、外に出るとしきりに「暖かい!春だ!いや、夏だ!」とはしゃぐのは、つい先週雪が降った時に騒いでいた渋谷の若者と大して変わらん。 上京前夜に妹さんから借りてきたキャリーバックと仲良くなれず、ちょっとした段差にも苦労する。代わりに持とうと申し出ても、かたくなに断る。素面だから?
東京駅について、まず負次会。 Cちゃんに合流。しょっぱなに「腰が痛い」と訴えられる。やや色っぽい系を想像するも、金曜日に行ったライブのせいだと告白される。普段の色恋を告白する時よりも照れくさそうに云うのが理解不能。特にチサキなる者の名を云うとき。 勤め人がランチを食べる中、ビールを頼みちょっとしたおつまみを頼み、お代わりを頼み、そしてようやくランチをオーダーする。で、すぐに零次会の集合時になったので店を出る。
零次会は、キミコセンセが三度のみのもんたより嫌いなきちーのはとバスの東京名所巡り。実行に当たっては徹底した箝口令をしき、直前まで当人には内緒。事の次第を知って、いっきに顔が曇るキミコセンセ。しかも座席は一番前。端から見たらやる気十分としか見えない。 この時に集まったメンツは、キミコセンセ・Mっち・さとうや・ゆう・C・まゆ・濁蔵の7名。 Mっちさんは、原稿の締切を今まさに無視されているキミコセンセの担当編集者。締切を無視して楽しそう?に(しかもその前々日から)遊んでいる作家と供に遊んでいるその胸中はいかに? バスは外見も凄いけど、中も負けず劣らずしつこいほどにきちー三昧。そんなバスに乗り込んで、いざお台場。 が、お台場に到着するも別に見るものもないので、まゆちゃんとCちゃんとビールとたこ焼きで休憩。まゆちゃんは、あまりにも貰いビールをするので業を煮やしたCちゃんから財布を渡されて「ビールを買ってこい」と使いっぱされる始末。そんな我々を見つけた残り四人が、「はぐれたと思った!いやこっちの方が人数が多いからはぐれたのはあなたたち」と責める。そして、そんな彼女らもビールを頼んだり甘いものを頼んだり。そんなことをしてるとすぐにバスの集合時間。 バスの中では、Cちゃんがとにかく五月蝿い。飛行機を見た時は特に。そして、最前列に座ってるけど終始曇り顔のキミコセンセ。 2時間半のバスツアーはあっという間に終わって、次なるミッションに移行する前にオアゾのバールに入ってしばし休憩。各々好みの飲み物をオーダーする。 そして、期間限定で運行している夢の下町バスに乗り込んで、カッパ橋へ。車中でまゆちゃんが「路線バスには殆ど乗ったことないし、ボタン(降車を知らせるチャイムを鳴らす為のあれ)を押したことがない」と爆弾発言。そして今回絶対にボタンを押すと決意する。で、その真剣さをもてあそばれる。このバスでも五月蝿いCちゃん。しかもレギンスを履いているからと云って足の行儀も悪いので、あの温厚なゆうさんから叩かれる。ゆうさんが叩くの初めて見た。(軽くだけど)まゆちゃんは、無事にボタンを押すことが出来た。五月蝿い一行がぞろぞろ降りて、車内は一気に静かになった。
カッパ橋ではちょっと別行動を取ったので、一行がどんなことをしていたのかは判らない。想像はできるけど。
カッパ橋から一次会まで歩いて移動。思ったより時間が掛かってごめんね。
一次会は、それまでのメンツ+ミカ・ヒロミ・清太郎・motoいっぺい・みに・否否店主。そして、今度キミコセンセが書き下ろし小説を出版する会社の担当編集者Y氏の14名。驚くことに、みにが殆ど遅刻しないで来た。ミカさんは、図書館でキミコセンセ著「生きていてもいいかしら日記」をたまたま読んでしまってからと、かなり正統なファン。ヒロミさんは、Cちゃんのブログ経由で知ったという。面白いというか可哀想というか、あららと皆から云われてしまってた。扱いの対極を見た気がする。 大人数とテーブルの都合で2つに分かれて座ってたので、キミコセンセのテーブルで何が騒がれていたのかは判らないけど、参加する度に違うところでは「C様」と大事に扱われていたCちゃんのそれが失墜したのは何となく判った。 こちらのテーブルでは、1時間遅刻してきた店主が来るまで全員既婚者というここでは珍しい現象がおこって、子育てのことなども語られたり。みにのギョウチュウがBL脳に移動したのでそっちの話とか。motoいっぺいさんの娘さんが小学6年生にしてキミコにハマったという。お父さんの株を上げる為に娘に頼まれた色紙と本にサインをもらう。が、本に書かれたのは違う作家の名前。これを見て、いっぺい家でお父さんの株が上がったかどうか・・・。
宴タケナワのうちに一次会が終了し、清太郎ちゃん・さとうやさん・まゆちゃん・PHPのY氏・Mっちさんがお帰りになり、ぴろが加わって、10名で二次会へ。 そこでは、お初のミカさんの特技のマッサージが披露され、もみしだかれてふにゃるキミコセンセやCちゃんをみる。 何をどう話したのか、記憶があやふやなんだけど、終始楽しかったのは覚えてる。それは毎度のことだけど。
オトナになったからなのか年をとったからなのか平日に宴会をしたせいか、電車が動いているうちにお開きになり、キミコセンセを自宅へおツレする。自宅では数年ぶりにししまると再会し、日本茶をすすり、たけぞ氏にいちゃつくししまるを鑑賞して寝た。
そんなオフ会でした。
翌日、二日酔いがなくさわやかに起ることをの素晴らしさを楽しみつつ、出かける間際までたけぞ氏にまとわりつくししまるを鑑賞。(たけぞ氏が出て行った後は我々を無視して押し入れで寝てしまった) 空港では、ビールで乾杯しつつそばをたぐって、その場にそぐわない不謹慎な話題やらそぐうくだらない話やらして、お名残惜しいまま別れた。
次回のオフ会は、毎日新聞社より出版される「生きていてもいいかしら日記」の続巻、「愛と誠(仮)」のサイン会として。予定では来月。(出版は3月10日頃)
そして、年内にはPHP研究社から書き下ろし小説が出版されることを切に切に希望します。 あと、一日も早く「あとがき」とSuicaをMっちに渡して欲しい。ね〜。
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