ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
この間、NO MAN'S LANDを観に行った。 (フランス大使館旧庁舎の建物ごとアートになったイベント。今月末まで。入場無料 詳細はここの「NO MAN'S LAND」をご参照あれ)
日本とフランスの新進気鋭のアーティストたちが、間もなく取り壊される旧庁舎をアートで埋め尽くす体感型の美術展。 そのパワーに圧倒されてしまって、頭がパンク状態。 (実際、会場を後にしてからも頭が痛いほど) 難しいことや前衛的な表現は相変わらず判らないけど、楽しくなったり落ち込んだり感心したり、感情が色々な針に触れる。 平日の昼間だったのに結構な来場者で、皆面白そうにあちこち回遊していた。
建物の本館にあたる中庭には、立派な桜の木があって、ミホノフ氏によると、時期になるとそれはそれは見事に咲かせていたのだという。どの部屋からもこの木を眺めることが出来たから、職員の人たちはきっと楽しみに眺めていたに違いない。 この庁舎の後にはマンションが建つらしいのだけど、この木は残して欲しいなぁ。
この展示会の中で、ある部屋でほっとする作品に出会えた アルミ粉と岩絵具を使ったその作品は、ずーっと観ていても飽きないし、どこかほっとする感じ。それを惚けて眺めていると、作品の工程や素材など詳しく説明してくれる人がいた。 ずいぶん親切な人だなぁと思っていると、作ったご本人とのこと。 そら、詳しいさ。 作品同様に優しく淡々とした感じの人だった。
リーフレットがなかったので、名刺をいただいた。名を江口暢彌(えぐちまさや)さんとおっしゃるそうだ。
会場を出た後、近所に住んでるミホノフ氏を訪ねる。前に訪ねたのは、かれこれ5年以上前。その頃は、まだ改装中で床のフローリング張りを手伝った。 今は立派に完成していて、インテリア雑誌に出てきそうな部屋に変身していた。すばらしい。
半日足らずの外出だったけど、実りの多い出来事だった。
東急ハンズに出品した門松、どうやら売れてしまったらしい。 買ってくださった方、ありがとう。
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