ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
■ 2週続けて古典芸能鑑賞の日曜日。 今回は、おっしょさんが出演するからということで。 色々な古典芸能が一同に会するだけあって、 来ている人たちも芝居見物とはまた違った感じ。
どれもこれもなかなか気持ちよく楽しかったけど、 (睡魔も大暴れしたけど) やっぱり圧巻だったのは、船弁慶の富十郎の二役。 見るも悲しくはかなげで、別れの辛さをひしひしと感じさせる静御前。 一挙一動がなんとかお見送りをしようとようやく立っているという感じ。 それでも愛する義経に所望されて舞う舞が哀しくも綺麗。 富十郎の女形を見たことがなかったのだけど、全然違和感なかった。 そして、義経・弁慶らが乗った船を沈めようと、 壇ノ浦で滅んだ平家一門の平知盛の霊。 怨みが噴出しているその様相は凄まじく、 さっきまで静御前を演じていた人とは思えない。 荒々しく音声響き渡る様子は、雷を連想させる。
最後の最後のお囃子の太鼓もすんごかった。 恨みを永劫忘れまいぞ と花道を引いていく平知盛の霊の荒々しくおどろおどろしい舞を さらに増長させていた感じ。
うわ〜〜〜っ!と圧されっぱなしだった。気持ちよく。
◆ 前々からたけぞ氏が「リトルダンサー」を観たいというので、 DVDを借りて一緒にみた。 アタクシの方がはまってしまったようで、 後半のお父さんに泣かされっぱなし。 ネタバレになるのも嫌なので、これ以上は差し控えるけど、 前に行きそびれたバレエ公演、機会があったら見に行きたいと思った。
□ 否否店主から借りた「SWING GIRLS」単純に楽しめた。 この監督の作品のスコーンと抜けた明るさ、好み。
来月から三味線の稽古が再開。 アタマにココロにいいもの好きなもの詰め込み月間終わり。
むふ
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