ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2005年04月26日(火) |
オススメススメスズメのコ |
最近読み終わった 杉浦日向子の一日江戸人(新潮社;ISBN:4101149178)によると、アタクシなんざは働きすぎの田舎モン。って本当にそうだけど。 短気ってところだけはかなりの江戸人なのだけどさ。
京都の首尾を歌舞伎指南のしまさんに報告したとき、 自分のことを「粗忽モンの無骨モンの田舎モン」って三モンにしたけど、 古今東西、粋に遊ぶってのはなかなかムズカシイ。 それに銭をかけないでとなると、そりゃもう天賦の才がなければで、そうなると居残り左平次はその道の王。
居残り左平次ってのは、落語のお題。 品川の遊郭へ遊びに仲間行って、お金がないくせに、散々遊び倒して居残って、ついでに幇間や牛太郎のようなことまでして、人気者になってしまって、店から追い出されるときには、旦那さんの仕立て上がりの着物やら一式をせしめて、お小遣いまで貰ってでてくるというお話。
で、落語って云うと、アタクシにしては珍しくリアルタイムで日本の現代劇の連続ドラマを見ているのだ。 ってまだ2回だけど。 多分、5,6年以上ぶり。 それが、お察しの通り、タイガー&ドラゴンなのだよね。やくざと落語と裏原宿って三つ巴。それぞれに強すぎてまじわらないんだけど、それがいいの。歌舞伎絵みたいにどーんとくる。
前々から、ある筋(個人的に嗜好性が気になる方々)から面白いと評判の脚本家(日本の現代ドラマって脚本家が重要なのね。時代劇って何人も交代で書いたりしてるのさ)のクドカン。 面白いのね。 その回の古典のお題にのっけて現代のストーリーも展開していくのだけど、テンポいいし。スマートじゃない。ほどよい醤油味。
で、そのドラマ、尾美としのりが出演してるんだけど、久しぶりにマゲを取った尾美氏をみて、「ふけた〜〜」とびっくり。アタクシの中では、いつまでも年若い同心木村忠吾だったから。でも、そばやのおやじもいい感じ。
落語がしかも好きな古典で出てくるので、たけぞ氏も面白がってみてた。
ってことで、本放送前にやってたのとか、他の作品とか見たくなったのさ。 GWに3度目のつたや新規申し込みか?!
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