天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2004年10月11日(月)

土曜日。
台風が午後に酷くなるということで、楽しみにしていた『たこ(焼き)パ(ティー)』は延期。アタクシの仕事人も真っ青の千枚通し捌きをご覧頂けなくて残念。
午前中、ヨガ教室に出掛けた。
前々から探していたら、うちの近所で10月から始まったらしい。値段は手ごろだし、講師の先生は実力派(ダンス大会で受賞歴があるとか)。前日に電話をして状況を聴いてみたら、大丈夫だと言うことで、早速。普段でも予約の必要がないらしく、「来られそうだったら来る」程度でいいみたい。この日は雨のせいか他の生徒が集まらず、殆ど個人レッスンとあいなり、得した気分。呼吸法や姿勢など細かに指導してもらう。肩こりにいい家でもできるポーズも教わって、1時間半のみっちりとしたレッスンが終了。来週はダメだけど、これからの土曜の午前中は出来る限りここへ来てみよう。
ぴかりん姉さんに借りた映画のDVD。まぼろし というタイトル。主人公のファッションがとても素敵だった。夫が突然にいなくなり、それを認められない妻。周りの忠告や進言に耳を貸さず、まるで夫がいるかのごとく振舞う様は、哀れで愚かしいけど、それだけではないなんだか宙ぶらりんな感情。そそ、前々からかなり子供の頃から感じていたンだけど、アタクシは感想を云うのが上手くない。
今年最初の湯豆腐。モミジおろしを大量に作って、あつあつほくほく。出し汁は明日、おじやを作る時に使うことにする。

日曜日。
たけぞ氏の初めての免許の書き換え。グリーンデンからブルーデンになり、ペーパードライバーまっしぐら。途中で待合せをして、ぶり2の誕生日プレゼントを買うために吉祥寺へ。他、食料品やら食器類やらを買い、最後は時元の本屋で池波正太郎特集が組まれているサライの特大号と別冊太陽の「カタリの世界」を買う。今、積読書架が一杯なので、せめてひと段が空くまで文庫本を買うのを止めている。幾つかの新作にココロ奪われるも、ガマンガマン。
三味線の稽古をしてみるが、どうも調子が出ず、突っかかってばかり。ホントにこの調子であがれるんだろうか?金曜日にいい三味線を聴いたばかりの耳が、音の悪さに閉口してる。毎日少しでもいじった方がいいんだよなぁと、いつもの反省。
昨日の出し汁を使ったのに、洋風のおじやを作る。隠し味はパルメザンチーズ。オリジナルは、みちえさんのレシピ。だからとても簡単。風邪の治りかけの時などに作ってくれたもの。ミックスベジタブルと固形スープのもとと冷やご飯が基本。

月曜日。
朝から約束通りちゃんと起きて、皿を洗うたけぞ氏。約束通り、ゴミ出し選手権にも見事出場を果す。積読書架も自分の分を整理して、ついでにPC書架も整理していた。朝からぱきぱきと家を片付けて掃除する。
早めの昼(たけぞ氏が作ったスパゲティーだったけど、味が今一つ惜しかった)を食べて、三味線の稽古。昨日とは違って、そこそこに音が出た。バチのあたり方や指の形に気をつけてると、つい引っ掛かったり、はたと音を忘れたり。大分自分の頭の中では曲が出来ているのだけど、指がイマイチおっつかない。引っ掛かるところを重点的にさらって、足の痺れに我慢出来なくなったところでお終い。
お針箱を片付けて、ついでに読書用のクッションを作ることにした。ゆーこさんから貰った茶色の紬を本体に、おやびんから貰った黄緑色の縦じまの紬を襠にして、ちくちくと大江戸捜査網を見ながら縫っていた。完成したのが、画録帖にアップしたもの。茶々丸と名前をつけた。
夕飯は、買い出しに行っていないので家にある残り物で、たけぞ氏がソバ飯を作ってくれた。これは、薄味だったけど、なかなか美味しくて、瞬く間に平らげてしまった。
これから、茶々丸を初使いして、今途中のブリジット・オベールの『異形の花嫁』を読むつもり。この作家のミステリーは、グロテスクで怖くて面白い。




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