ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
昨日、会社を早退して平塚まで、ハワイアンと長唄のコラボライブ(なんだろうか?)「マカハサンズコンサートin湘南」に行ってきた。 おっしょさまが関係しているので、かん様ゆーこさんの名代としてという意味もアル。
ステージは2部構成となっていて、 第1部は、マカハサンズへの歓迎の長唄の演奏 で、どちらも考えられないくらい素晴らしい(らしい)顔ぶれ。 2曲演奏されたのだが、 1曲目は、女性だけの演奏。唄2人、三味線2人(これをどういったのか言葉を忘れた) 杵屋悦子・秀子御姉妹。今回初めて演奏を聴いたのだが、秀子さんの声が低音も高音も良い感じに響いていて、好み。悦子さんの三味線の指裁きにみとれてた。演目は、秋の色種(あきのいろくさ)。これは、三味線の 上調子との音の重なりがとても綺麗。 2曲目は、男性だけの演奏で、こちらは小鼓がはいった。 唄は、杵屋音吉。この人が玉三郎の出囃子の立唄をしている。声は明瞭でとても聴きやすい。たしかに玉三郎の舞とよくあいそうな。(生意気) 演目は、島の千歳。小鼓の端切れのよい ポンポンという音が岩に弾かれる波の音のようで、三味線はさらさらと渚に寄せる波のようで、心地よい曲だった。
第2部は、今回の主である マカハサンズというハワイアンバンドの演奏。 このライブの主催がこのバンドのファンクラブというだけあって、舞台美術もライティングも気合い入ってる。 地方の公営のホールにしては、いやに高いと思った席料は、こういうことや出演者にプレゼントされた真珠のレイに使われてるのね。とちょっと嫌味。あの半分の席料だったら、もっとヒトが入ったかもしれないのに・・・。と思うぐらいにガラガラだった。まぁ、天気もよくなかったし、しょうがないか。 話がそれたが、演奏はとても心地よかった。ギター2、ウッドベース1の3人で、ハーモニーが素晴らしい。知ってる曲はブルーハワイしかなかったけど、楽しそうに嬉しそうに演奏していて、客席にいるオジサマオバサマたち(しかいないぐらいだった)もカラダを揺らしながら楽しそうだった。 時おり、フラダンスも一緒に披露され(日本人のフラダンサーで、翻訳してくれたり、司会進行してたり)それも結構綺麗で楽しめた。初めて男性のフラダンス(ハワイ在住のフラダンスの講師らしい)をこの時に見たのだけど、女性のそれが叙情的で手の動きの美しさが引き立てられるのに比べて、ステップの軽やかさと、仕草の愉快さ(っていうのか?)を感じた。そういう曲だったのかもしれない。
全ての演奏が終り、主催者の挨拶があった。 「マヒナの夢におつき合い下さりどうもありがとう」って、 この老嬢の夢だったんかい!すごいことだ。
平塚から雨の中、東京に。あまりにもお腹が空いたので、太好に寄って美味しいモノを食べさせてもらった。
今日、昨日聴いた長唄をまた聴いてみたくて、早速アマゾンで買ってみた。
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