ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
戻ってきて、公私内外に渡り色々な事が重なり、 月曜日退社後、体がだるくなりダウン。 発熱し、休み。たけぞ氏もつられて休み。 無理をする甲斐性がないのが 我らの目指すところ。 たけぞ氏が どうして休んだのかは 我関せず。 おかげさんで、ぼちらぼちら体調も戻り、 週末はまた遊べそうで。
行く前にも書いたのだが、 今回旅行の個人的大目玉は、5.5時間のスパ。 泊まったホテルは、一昨年の旅行先ホアヒンで、 至福の時間を味わったスパと同じ支店がテナントで入っている。 U氏がそれを覚えていてくれて、わざわざこのホテルを取ってくれたらしい。 (宿泊客が優先的に予約を入れられる為) 多忙なU氏に代わって、同僚K氏(弟分Tと共に空港に迎えに来てくれた)が、 渡航前にパンフレットをメールに添付してくれて、 希望コースを伝え、それを予約してくれた。 名前で選んだと言われたそのコースは
“究極のわがままコース”
サロンチェックインは 午前9時45分。 チェックアウトは 午後4時を少し回った。
まず、カウンセリング。 スクラブとマッサージオイルの種類、ランチのメニューを決める。 サービスで、マニキュア、ペティキュア、ヘアードレッシングの どれか一つを最後にしてもらえる。 (我々が選んだのは マニキュア)
部屋は、オリエンタル調の広いタイル張りの浴槽とガラス張りのサウナルームが付いた二人用の部屋。 二人同時に同室でマッサージをしてもらえるので、心細くない。 もちろん、エステシャンは、一人に付き一人。
着替えをして、フローラル・フットバス(両足を丁寧に洗ってくれる)
ハーブミスト・サウナ と フローラル・バス を 約1時間。 その間、ミネラルウウォーターとハーブティーは飲み放題。
スクラブ&マッサージ オイルマッサージ が 約1.5時間
ランチ。約1時間 窓の下にはプール。裸体(と言っても水着姿)のにいさんじいさん の甲羅干しを眺めながら、バスローブ姿で優雅に。
フェイシャル・マッサージ&パック 約1.5時間
アロマテラピー・マッサージ 約0.5時間
着替えて、マニキュア。0.5時間
大体こんな感じだったと思う。 みちえさんは、最後のマニキュアで、荒れてた指先を綺麗にしてもらえて、 少女のように「ほら!!見て〜!きれ〜〜〜〜」と喜んでいて、 エステシャンを笑わせていた。 普段、めったに入らないコース予約だったらしく、 K氏の話だと、 「予約を入れた時 『うっそ〜!うぉっしゃ!やらせてもらいまっせ♪』 てな感じでしたよ。スタッフ、対応が違ったでしょ」 とのことだったが、 まさに その通りだった。 で、効果のほどはと言うと 兎に角、長旅(飛行機6時間程度だけど)で疲れた肌がつるっつる。 化粧ノリ(決して日に焼いてはいけなかったので、旅行中は珍しくきちんと日焼け止め化粧をしていた)も素晴らしく良かった。 ポメコちゃんという 鯛で日本人向けの女性誌を編集している知り合いのコが、 「おきさん、きれーになった!!」と 誉めてくれたぐらいだった。 (オセジか?まぁいいや)
みちえさんは、その後参加したツアーで、自分と年の近い女性と話す機会があり、このエステの話をして、感嘆と賞賛を浴びていた。
で、気になるこのコースの値段なのだが、 8,500B に 10%のサービス料がつく。 つまり、9,350B レート換算すると、 約29,733円。 これには、ランチも含まれる。 これを 高いと思うか 安いと思うかは、個人の価値観次第なのだが。
ただ今回 鯛移動明け初日にエステを持ってきたおかげで、 移動の疲れを残す事なく、 気持ちも体も、「疲れたら マッサージがあるから」という呪文がきいて、 わりと 健やかに活動的になれた。
そして、みちえさんには、今までしてない、観光と買い物だけでないひと味違う旅行を味わってもらったことも 救い。
旅行の醍醐味は、 ・普段出来ない経験をする で、 その中でも特に ・ゆったりと贅沢な時間の過ごし方をする が 自分にとって 最高だと思っている。 それが、美術館巡りでも、酒場巡りでも ひなたぼっこでも その時に 最高だと思う 贅沢な時間 を過ごせればいい。
物価が安くて、技術の高い鯛ならではの 贅沢だと思うのだ。
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