ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
最近、私はスランプである。
毎日日記を書いていても、ああ書くことない、ああ楽しくない いっそ日記なぞ止めちゃおうかしらん、と思いつつ書いている。
それがどんどん敷衍され、最近なぞ
人生まるごと大すらんぷ
という状況にまでなっている。
そんな私 ああ楽しくない、あああどうしよう、あああああ辛いと思っている私に 代打で書け というお達しが来た。
こんな私に。こんな私に。 こんな私にぃ〜 きゃあ嬉しい ヾ(≧∇≦)〃
お達しが来た、といっても もちろん 本人からじゃない。
もちろん、てのはこの場合正しい使い方じゃないけど、まあいい。 ともかく回りまわってどっかから、書け、と来たわけだ。
いやぁ、にごちゃん太っ腹。 ていうか、にごちゃん、私が書いてること知らないかも(笑)
しっかし、嬉しい。 書けと言われたときには、私、ほんっとに心の底から嬉しかった。
だって、自分の日記はちゃんと書かなきゃと思うけどぉ(くねくね) どうせヒトの日記だ、しかも本人海外に行っちゃってるらしいし 象のいる国らしいし、微笑みの国らしいし、そんなこといっこも関係ないけど ともかく読みやしないだろう、じゃんじゃん書いちゃえ〜
らりほ〜らりほ〜らりるれろ〜〜〜♪ ヾ(≧∇≦)〃
ということで、いい加減なことを書き散らします。
まだ書くのか、オレ。誰か止めてくれ。
◇◆
さて、私には旦那がひとりいる。名前は、仮にねこぞーとしておこう。
先日の吹雪の夜であった。 ねこぞー遅いなぁ、と思っていたところにメールが来た。
「高速が通行止めだ、国道通って帰る、まずはこれから車を掘り出す」
時間は、夜中の11時。
おしっ、がってんだっ、こっちはまかせとけっ、と マフラー・帽子・手袋・靴下の二枚重ね履き・ダッフルコートの重装備で 雪かきに出る私。
ウチはマンションなのだが、駐車場は雪かきをしなきゃならないのだ。
でもって、駐車場に降りていって驚いた。
通路部分はロードヒーティングになっているのだが、 融けるスピードより雪の積もるスピードが速かったようで、いっこも雪が融けていず
あたりいちめん、雪の大海原。
呆然とし、こりゃ雪かきは無理、と諦めようかと思ったのだが、 車止めのブロックが隠れちゃうくらいの積雪。
視界も50メートルあるかないかという猛吹雪。
更には、まだがんがん降ってるという状況。
これはなんとかしなきゃ、ねこぞー、帰りついたとたんに、マンションの下で はっこうださんしのほうこう とやらをやらなきゃならなくなる、私がやらなきゃ誰がする と鼻水たらして雪かきすること30分。
ようやく、車一台分の駐車スペースの雪をかきおえたところに ねこぞーが帰ってきた。
「にゃんたぁぁぁ〜?! 何してんだぁ、オマエこんな夜中に?なに? 雪かき? エライっ! オマエ、エライなぁ、ありがとうなっ、雪かき!」
褒められるなんざ、私のようないつ見ても昼寝してるか夜寝してるか、の ねこ女房にとっては一年にあるかないかだやね。
嬉しいやね。 ヾ(≧∇≦)〃 にゃ〜〜〜ん♪
でもって、鼻高々とねこぞーの先にたって家に入ろうとしたら、呼び止められた。
「ダメだよぉ、にゃんたぁ、オマエ はっこうださんしのほうほう みたいになってるよ? 全身、雪まみれだよぉ。おヒゲもおミミも雪まみれ。 ほれほれ、ほろってやるから、こっちおいで♪ ヾ(≧∇≦)〃」
あああ。ねこぞーじゃなくて、私がはっこうださんだったのか。
しかも、ヒゲもミミも雪まみれなのかっ。 ヒゲもかっ。ヒゲっ。ヒゲっ。むぅ。
でもって、外に立たされて まずはカラダの前面を上から下までくまなくぼすぼすと叩かれて (もちろん雪を払い落としてる)
ほら後ろ向いて、と背中もお尻もぼすぼすぼすぼす叩かれて (もちろん、雪を払っている)
歩きだそうとして まだダメだよぉ、アタマアタマ、と、アタマをごんごん叩かれて (くどいようだが、もちろん雪を落としている)
いっぱい面倒みてもらって、私はとっても嬉しい。
ビバ、吹雪!
ははは、オチないオチない、と思っていたら、そういうオチだったのかっ。
ちなみに、私はよく、はっこうださんしのほうこう、を ろっこうださんしのほうこう と 言い間違えて、トラ系のヒト達と戦争歴史系のヒト達の大顰蹙を買う。
ハチだろうがロクだろうが大して変わらないじゃないか、と思うのだが そういうものではないらしい。
今日は、ハチとロク 間違えずに書けて、これまたとっても嬉しい。
文責 みなみ つむきち にゃんたろう
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