ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
スナックたけこへ御来店したことがある方だったら、いつも飲んだくれている部屋の隅にテレビが置いてあり、 その上には、金魚が描かれたガラス玉とけたぞうという名のなまけたろう人形が入っている金魚鉢やワインの空瓶が2本が置いてあり、 あとはケーブルTVのチューナーだけということを覚えていらっしゃるかもしれない。 また、うちにはけっしてピンク色だったり、キティーのシール等が貼っていないまともなPS2があり、それでDVDを見たり、ゲームをしたりしているのも御存知だろう。 そして、引っ越しを手伝った方々だったら、 通称303号室・うちのこ部屋と言われている開き戸の天袋に、ビデオデッキが置かれているのも覚えているかもしれない。
ちなみに、この303号室は、うちのこの部屋として与えたものなのだが、今まで彼女がそこへ入って寛いでいるところを見たことがない。 その隣のは、モへちん用としてリザーブしてある。
普段、録画をしたり、ビデオを借りてきて見る習慣がないのだ。 (昔はあったし、うちから徒歩3分程度にはそこそこ大きいレンタルショップがあるのだが) 何かを見たい時だけ、よっこらせとデッキをおろし、前面で接続をして、電源を入れ、楽しむ。 見終ったら、接続を外し、また303号室へ戻す。 このビデオデッキは、かれこれ10年位前に我が姉が買ったもので、あと数千円出せばハイファイステレオデッキが購入出来たにも関わらず、そこら辺を理解していなかったので、 モノラル なのだ。 リモコンが壊れてしまったのだが、本体は何度も繰り替えされる引っ越しを体験したにも関わらず、未だ壊れたことすらない健在もの。 が、如何せんモノラルなので、映画等を見ていても、物足りない。 それが、あたくしを映画鑑賞から遠のけた原因の一つであるかもしれない。
が、10年たった今ここで大事がおこる。
あたくしの余暇時間の殆どが マゲチャンネル こと 時代劇鑑賞 に費やされていることは、既に御存知の通りで、 特に気に入っているシリーズは、 鬼平・梅安・木枯・必殺・斬九 ではなかろうかと思われる。
その斬九(御家人斬九郎・柴田鎌三郎原作/新潮文庫)が、明後日から毎日放映されることになった。 しかも太っ腹に全シリーズ・50話。 それらは、ビデオ化・DVD化されていない。 たけぞ氏も柴鎌・斬九のファンである。 これは、是非全部録画して家宝にすべきだ。 ということで、
捕らぬ狸も狢も皮算用して、 DVDレコーダー(HDD付き) 買っちまった。
今夜、それが届く。 これで一安心。
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