天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2003年08月31日(日)

今日で夏休みも終る。って あたくしは学童ではないし、家にも該当者はいないが。
明日からまた 朝っぱらから登校する学生で 賑やかしくなるのだ。

冷夏のせいで、今日も涼しく、通年なら聞こえてきそうな 子供達の花火に興じる声なぞとんと聞こえて来ない。
今のところは 子供も多く住んでいそうなのだけど。

窓から入ってくる涼やかな風が 今年の夏の物足りなさを強調している。

な〜んて云いつつ、
あたくしが子供の時期を過ごしていたところは、夏休みは 8月の20日頃まで。
この頃は既に2学期が始まっていたから、ニュースの全国版を見るにつけ、
夏休みが1ヶ月以上もあるなんて云う他県の贅沢さに吠えていた様な。
うちの両親は、子供の宿題を手伝うなんて技を持ちあせてはおらず、
他の兄弟は、予定表通りの宿題の終らせ方をしていたようで、
夏休みの終り頃にまとめてコトを終らせようとしているのは あたくしだけだった。
とは云っても、好きなものはちゃっちゃと終らせていたので、残っているのは、めんどくさそうな自由研究のまとめだとか、計算ドリルだとか そんなたぐいのものだった気がする。
そんなことを律儀にしていたのも 小学生までだけど。

前にも書いたかもしれないが、
高校3年生の夏休み、自分の嗜好を左右する出会いがあり、そのまま今まで続いている。

畳に寝転び、風を感じつつ、五月蝿いぐらいの蝉の声を聞きながら、
数百年前を舞台にした話に夢中になっていた。
十年以上たった今も同じように畳に寝転んで髷を結っていた時代の話に興じた。

夏風邪が熱だけぶり返し、おまけに頭痛も置いていった。
やってることは 変わらなくても そんなところが 変わってくるのね。
あはは。


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