ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
通勤は徒歩。 調子がよければ15分ほど。そうでなければ、17〜18分。 この仕事につき、殆どカラダを動かさなくなり、 さりとて、ジムに行ったり、趣味に何かしらのスポーツ をという嗜好性を持ち合わせていないので、まぁちょうどいいと思って、引越しついでに始めた。時折り、自転車でも通勤するが、まぁ週に1回あるかないか。
肉体的には目立って変化は無いものの、この時期の(他人の)庭の花々の芳香を楽しみながら歩くのは、気持ちいい。
昨日もそんな感じでてくてく歩いていた。
向こうから、達磨大師にようにイカツイ顔をした 齢50前後の男性が歩いてきた。
朝からそんなしかめ面しなくてもいいだろうに。 確かに今朝も梅雨らしくしとしと雨が降ってはいるけど、ほらあのアジサイが綺麗だし、薔薇があんなにも可憐に咲いているではないか。朝のこの雰囲気を存分に味わえば、元気がでるというものではないのかい?確かに、あなたはあと数分歩いたら、満員電車に乗ってハードな仕事をしなくてはいけないかもしれないけど、だからこそ、潤いを今求めるべきなのではないかい?
やや モヘジ風?
まぁ、そんなことを勝手にココロでその男性に問い掛けていたのだ。 そんな時である。 高らかに鳴る 携帯電話の着信メロディ。
アルプスの少女ハイジ!!
口笛は なぜ遠くまで聞こえるの? あの雲は なぜ私を待ってるの? 教えておじいさん 教えておじいさん
教えて 誰がそれを設定したの?
ねらっていたとしたら、効果抜群。
見えなくなったところで 笑ったさ。
|