ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2003年02月19日(水) |
弁明 その他 ゾロゾロ箇条書き |
0.前口上 この度の不調について
ふと思うに、今回の不調は 花粉症でも風邪でもなく、 トキ・トコロ ハバカラズ 自分のコトを
夏目雅子
と 言い切ったせいである。 ええ、もう云い切りで断言。 いやぁ たとえ顔が見えないからといって、大それたことを云うもんではない。 あたしで こんなんだから、他の人たちに降り掛かるであろう災難を思うと、
早く 佐野厄除大師に行け
とアドバイスさせていただきたい。
他の人たちとは、 ●『りゃ!』の面々。特に「紀香、何やってんの?」なんて云う携帯電話の呼び出しに、何悪びれもせず、「ごめ〜ん 今いくぅ〜!」なんて答える人。 ●折角、常酒という悪魔から逃げ出したのに、解禁日!なんて云って、酒飲んだついでに、悪魔の囁きに負けて、井川遥って いった人。(しかし、井川遥って 名前だけは何となく知ってるんだが、だれ?) ●亭主、具合が悪いから御機嫌悪くて・・・なんて云ってて、しっかりと終電ギリギリまで飲んで、それでいて 引き際が見事だった 風吹ジュン。
たけぞ氏曰く、今回の発熱等の諸症状の原因は、遊び過ぎ なのだそうだが、 同じように遊んでいて、鬼鶴はおいておいても ぴろ式は代打日記までできるのだから、それはやはり、
日頃の生活の気苦労からくる疲れ
と させていただければ、日向顔にも影ができるってもんで。 いや何、わざと悪妻を演じるのも大変だってコト。
いやはや、皆々様には、御心配をお掛けしました。 もう、薔薇を飲む気になったし飲んでるので、大丈夫でしょう。 今年になって 初めて2日も断酒しましたので。
1.代打日記の謎を暴く 白いタクシー運転手 『02:40 にご蔵 おに鶴 私の乗った帰りのタクシー。 運転手のおじちゃんが花粉症の特効薬を教えてくれた。 その人曰く 2年間全く症状が出ないらしい。』(前回日記より)
裏美女・おやびんを先に送り、我々3人が 家路に帰るべく(って 3人で一緒のトコロに住んでいる訳ではないが)乗り込んだタクシーの運ちゃんは、白かった。全体的な印象が、まるで カゲロウ のようなのである。鬼鶴は、お約束通り裏美女安寿がいないので速攻寝た。ぴろ式がいるので、あたくしも寝ても何ら問題なかったのだが、その数時間前から止まらないくしゃみ鼻水のせいで、寝るに寝れない。そんなあたくしの状態をバックミラーで見ていた運ちゃんが、 「知人(客人?)に薦められて、ある方法を試したんですがね、それがたった3〜4ヶ月のことで、この2年間、花粉症の症状が出ないんですよ。それがね、腹の中でその期間回虫を飼うんですよ。出てきた時は それはそれは無気味ですがねぇ。ははは〜。あら、お客さん、だまちゃいましたね。ははは〜。でもね、ホント効きますから嘘だと思って試してみて下さい。ははは〜」って あんたの喋り方の方が よっぽど気持ち悪いって!というのをぐっと鼻水と共に啜り込んで、「いやぁ〜」って 何で 丑三つ時も過ぎた頃にこんな噺を聞かねばならぬ?隣は、気持ち良さげに寝ている 鬼鶴。ああ、こいつに悪夢を見させられるなら、回虫でもザザムシでも 飲み込んでやるわ。こちっとら 信濃もんだぜ。虫は イナゴから蜂のコまで 口に入れてまんがな!
でも、この鼻水症状は、花粉症ではなかったらしい。だから敢えて回虫等を腹に入れようとは思わない。
2.前出日記の回答をここで 「お金をかけずに欲しいものを手にする方法」を 裏美女・おやびんがお題にしていた。 だだもれ宴会のその日、あたくしが着ていた 黒のタートルネックのノースリーブのセーター、 見事 おやびんの目に止まり、カーディガンと共にヨメに行くことになりました。
おやびん。欲しいものを「それ 欲しい!」と騒ぐだけで 手に入れるオンナ。
ちなみにね、あれ、ブランドタグついていないのだけど、どこぞのブランドの試作品。いい目のツケどころしてまんがな。
3.「もう一つお聞きしますがね」 あたくしの家で NHKBSとかWOWWOWが見られるかどうかは別として、 だから BBSにあったような番組を見たかどうかは この際謎のママにしておいてですね。 あたくし、マゲ番組・マゲ本が好みだということは、自分でも これこのように云い触れてますから、日記を読んでいる方は 当然御存知なのだと思いますが、この世界で一番有名な レインコートを着た警部 も結構好きなのですよ。(日本名だと 刑事コロンボ)まだ、その好きさ加減で云うと 1デシリットルぐらいの 初級なのですがね。知れば知る程、何度見ても味わい深いのは、鬼平とコロンボ なのだと思うのだ。 コロンボ、舞台はロスなのだが、イギリス・ミステリーの匂いがぷんぷん。 ユーモアと皮肉とが イイ感じに混ざっている気がするのだ。
4.最近読んだ本 3日間寝ていたので、久しぶりに読み終えた本が増えた。 北原亞以子「深川澪通り木戸番小屋」 佐藤雅美「隼小僧異聞〜物書同心居眠り紋蔵」 出久根達郎「御書物同心日記」 ここで日記を書いて以来、そこで人と文字なり実体なりで知り合って以来、 あたくしの読書の幅が 広くなった。とはいっても それでもジャンルは固定されているのだが・・・。 ま、趣味だし 娯楽だし。 今 読み進めている「岡本綺堂集〜青蛙堂鬼談」は、月のノオトが欲しいが為に買った本なのだが、何だか宿場の女郎が、「あんたね、一度あたしを買ったんなら、あぁ安い買い物だ これは掘り出しもんだって おったまげるぐらいで 出ていくように可愛がってやるともさ」と意地を張ってくれたように(って体験したことは 勿論無いが)、気持ち悪くて面白い。性質的にお化け屋敷の類いは大っ嫌いだし、エイリアンもゾンビも変な仮面のチェーンソー野郎も大っ嫌いなのだが、文章で綴られる怪奇談は好きだったりする。 蛙のあのなんともいえない 不安定な感触ににた感じが、まさにサスペンス。
あ、あのタクシーの運転手、そう云えば・・・・・・・・・・・・・・・。
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