ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
百人一首。 はてさて 何年ぶりであろう。 昨日、いつもたむろしている M邸にて
江戸開幕400周年記念行事 倭の国人の証を立てよ! 頭とカラダの格闘技・新春百人一首大会
を開催した。
参加した猛者?は、たけぞ氏・ぼる七・おにお・つか姐・(佐世保から)甘味姫ぷりん・ね〜やん・安藤ナオちゃん・清太郎氏
ひざを突き合わせ、自分の前にある札を覚え、 自分の十八番歌の位置を確認し・・・・
の前に、変体文字で書かれたその取り札、読めん・・・。
取ろうとする前に はたと手が止まる。 「これでいいんだよね?」 その一瞬に取られたり、思いっきり勘違いして堂々と取ったり、 一札取る事に 「おお!その字は『恋』なんだ!」なぞと賑わいしく、 賞金が掛かっているのにも関わらず、和やかに執り行われた。
あの「上の句取り」を何度も何度も淡々と行い、羨望の的になったのは、 あたくしに 百人一首熱を植え付けた 清太郎氏。 いやはや、百人一首についてあれだけのコラムを書くだけあって、 その技たるや、参加者一同足下にも及ばず、 一人、厚さ4ミリはあるであろう木の取り札を 己が前に積み上げていた。
そう、この札は、所謂「北国仕様」の百人一首で、 ぼるしちゃんに何度も説明してもらったにも関わらず、それを見て 驚愕した。 この札を持ってくるために、わざわざ 正月 帰省したとか。
一戦目が 大方の予想通り、清太郎氏圧勝で終り、 二戦目は 正岡子規俳句カルタを行った。 読まれた歌を 絵で取るのだが、これまた結構面白く、あっという間に終った。 まぁ あたくしが ぼっちゃんちに行った時に買い求めたので、 勝たせていただきましたが。 比べ物にはならないが、百人一首優勝者の清太郎氏と俳句かるた優勝者のあたくしとの決勝戦は、
坊主めくり
これぞ正しい勝敗の付け方ではないであろうか。
お約束通りの進行で、勝負の女神は あたくしに微笑んだ。 その前日、川崎大師のおみくじで “勝負事 勝ち越し也”と書かれた通りである。あなおそろしや。
一興が終り、やや遅い昼の宴に移る。 これまた お約束通り、美味しい御馳走がテーブルを埋め、 皆 箸を忙しそうに動かしながら、料理と酒を堪能する。
そのうち、自称“百人一首好き”まゆっこが 到着し、 清太郎氏、安藤ナオ嬢、ぼる七、たけぞ氏と共に、 再び興じる。 自称するだけあって、あの難しい札でも 果敢に取っていくまゆっこ。 でも、二度目で札になれてきた 清太郎氏は もっと凄かった。
おやつが出て、まったりまったりしてる間に、外は暗くなったので、 M邸を去ることにした。
が、ここで大人しく帰る訳ではなく、その後駅前の居酒屋に腰を落ち着け、店主を呼び出し 今後の活動について打ち合わせた。
遊ぶネタは ヒトの数だけアイディアが出るらしい。 この間 宴会予定を埋めたカレンダーに 新たな宴会予定が記されることになる。
それにしても、百人一首 おもしれぇぞぃ。
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