天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2002年10月09日(水) 好物が 仇 或いは 弱り目に崇り目

ひと月に 数回必ず訪れる 時間に追われてバタバタと仕事をする日のうちの一つが 今日。
副業の『定期便発送の日』である。
それでも 回数を重ねてくるにつれ、その数は多くなっても、
段取りが体にしみ込んできていて、手も早くなってきてるので、
時間は 短くなってきている。
俗に言う 仕事率があがったのだ。

その作業が終り、発送の種別を記録したり、
それをバンコクに報告したり、やや余裕をもって、
雑作業をしていた。
出掛けていたゆーこさんが、「お土産よ」と言って、
買い物袋に入った物体を 渡してくれたのは、そんな時だった。

バナナである。

バナナは、好物だが、食べはじめると止まらないので、
普段、自分では 買わない。

手渡されたのは、1/4房のりっぱなバナナ。
「今、食べてもいいですか?」と はしゃぎながら尋ねると いい と言う。
丁度、近くにいた天敵専務(最近の天敵振りったら そりゃもう最高)にも、1本お裾分けをしてあげた。(敵に塩を送る?)

仕事をしながら、瞬く間に2本平らげる。
そこで ストップが掛かり、
強制的に 残ったバナナをカバンに仕舞わされる。

ま、家に帰ってからの楽しみが 増えただけなので、
さらに作業をする。

小半刻たったあたりから、下腹にお馴染みの痛みが沸いてくる。
これは、ここ数日 あたくしを悩ませた痛みではなく、
幼い頃から 顔馴染みの痛みである。(痛みに顔があるかは 知らん)

それでも 甲斐甲斐しく棚の整理等をしてるうち、
立っていられなくなり、前屈みになってきた。

脂汗がにじみ、不快な音が体の中から聞こえ始めたトコロで、
個室に逃げ込む。

己の背を己の手で摩り、下腹を押し、痛みが下へ下へいくよう
ただひたすらに 耐えた。

暫くすると、痛みと共に全てが体の外へ。

ふらふらになりながらも、個室を明け渡し、
白湯を飲み、作業へと戻る。

バナナは 疲労回復にももってこいの果物だが、
便秘にもいいという。
この2日、1食しか 食べていなく、それも消化のいいものが多いので、
油に火を注いだと言うべき 結果になってしまったのだ。

・・・・・・・・・・・・。

個室から出た あたくしの顔色は、普段でもあまりよくないらしいのだが、
それに拍車をかけて、青黒くなっていたらしい。
即行帰るように言われた。

が、出すものを出してしまえば、なんてコトはないので、
取り合えず、明日作業がし易いように周りを整え、
資料の準備をし、退社すること 午後8時。
三船には 間に合わない。

折角、今日は!と 思っていたのだが、
こうなったら、もう一日 日延べをした方が よさそうだ。

冷凍庫にあった御飯と野菜で スープを作って、
その中に、ターメリックとオールスパイスを入れて、味を付けて、
さらさら 茶漬けのように食す。

これぐらいは いいだろう。

雑用等を片付け、シャワーを浴び、
百薬之長 程度に 日本酒をなめ、(結局飲む?否 薔薇じゃないから)
今日は 寝ることにする。

今日届いた たけぞ氏からの誕生日プレゼントの「足枕」の初使い。
いい夢を 見られそうだ。(謎)


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