ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
と 歌ったのは 誰だっただろうか?
折角の3億円が 3枚の紙切れに変わった。
今回は 思いっきりスカ。 店主が、下見までしてくれた料亭も 次への持ち越し。
休み明けで、予想通りバタバタとしている。 まぁ、それはしょうがないとして。
昨日、初めてシラフで 親方てっちゃんと喧嘩した。 電話でだけど。 最初に怒鳴ってきたのは 向こうだから、応戦したと言えば そう。 こっちの手配ミスをちゃんと認めて、じゃあ手配し直すからと言ったのに、 ガンガンガンガン 怒鳴ってる。 最近、すぐにヒトに怒鳴るので、いい加減頭にきた。 「あのねぇ〜」と普段より低い声で 気持ち的にはドスをきかせ、 (こういう時に 自分の声の幼さを呪う) 「手配し直すっていってるでしょ。そんなに怒鳴らないでよっ。大体、社長の指示で手配したんだから、それは社長に言ってよっ!」 「じゃあ、社長に怒鳴るから オレんとこ電話寄越せって 社長に言え!」 tu-tu-tu-tu-tu- くっそぉ。電話切りやがった。 やり取りを聞いていた ゆーこさんは 哀しそうな顔をしている。 かん様に報告すると、笑って「わかったわかった 電話するわ」と。 その間、手配し直し。 しばらくして かん様が変更事項を伝えに来た。 更に別事項での変更が出たので、その手配をする。 「で、てっちゃん怒鳴りました?」と聞くと、 「いや、ぐだぐだ言ってたけど、大人しかったぞ」
くっそぉ〜 口だけかい!
手配のし直しの確認のため、再度てっちゃんに電話をすると、 まぁまぁ機嫌のイイ声。 さっきまでの 荒げた声が 嘘のようである。 こっちも 仕事だから 普段の声で用件を伝える。 そうそういつまでも 憤りを抱えては 職人と渡り合ってはいけない ということは、この数年間で体で学んだ。
私生活には応用してないが。
ところがだ、朝方見た夢で 怒鳴ってたんだよな。 あたしの顔に モノをぶつけて 謝らない野郎に。 どうやら それですっきしたらしい。
しかしだな、その夢の その野郎、 言い訳に 「だって この間は 許してくれたじゃん。それにめ組の姐さんでしょ」 と。 夢の中まで 髷?
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