ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
| 2002年07月23日(火) |
代打不在日記(モヘジ)。 |
うっほうっほ。 こんにちは、モヘジです。
思い起こせば狂乱の大蝦夷オフを終えた7月21日、 もうほとんどの江戸組は帰路についているというのに、 居残り組と名残の大通公園で外ビール、 その後、ヤケクソのごとく怒涛のビール園襲撃、 おまけにこの人が泊まるというホテルにおしかけて酒を飲み、 それでも足りずに次はこのおきさん夫婦の宿泊先へ行き、 そこで散々大騒ぎをしつつ、 とても仲のよいたけぞ氏とおきさん夫婦が、 出会って1年ほどだという話などをきき、 同行してくれた麦ちゃんと、
「そうかそうか。出会って1年というのは大変楽しくすばらしい時期だ。 私もつきあってるヤギと1年目のころは週に2回は電話していた。 今ではとても考えられないほどのアツアツぶりであったことよ」
「え、モヘちゃん週に2回も電話してたの? うぜえ」
などというまことにヒガミっぽく感じ悪い話をして場を盛り下げ、 やがてもう酒を飲んでるんだか何飲んでるんだかわかんなくなった頃、 大変控えめな言い方をするなら、 「ほどよくべろべろに酔っ払った」おきさんが、 「ほどよくべろべろに酔っ払った字」でメモ用紙に書いた、 自分の日記のIDとパスワードを私に渡して言いました。
「くれぐれもおろしくね」
いや、たぶん「よろしく」って言いたかったんだと思います。 でも、たぶん「ほどよく酔っ払って」いたために、 ついうっかりおろしくしてしまったんだと思います。
しかも、今、手許にあるその時のメモを見ますと、 一度書いたパスワードを「あ、いかんいかん間違えた」という感じで消して、 その下に改めて「そうそう、こっが正しいのよ」という感じで書き直して、 なのにその訂正前と訂正後の二つのパスワードがまったく一緒という、 大変不思議な現象がおきていることが発覚しました。
いやあ、酒って本当にすばらしいですね。
で、そのような形で私に日記をおろしくしたおきさんは、 そのまま愛しのたけぞ氏と蝦夷の旅にでてしまったので、 律儀な私がこうして代打不在日記を書いていると、 まあそういうワケです。
そんで何書こうかなと一晩悩んだのですが、 3月の大江戸オフをはじめ、 おきさんには本当にいろいろお世話になっているし、 代打日記というのはさりげなく本人を持ち上げなくちゃいかんという話を この前どっかで小耳にはさんだので、そうします。
えーと、みなさまこんにちは、モヘジと申します。 今日は日頃お世話になっているおきさんのかわりに、 この日記をぜひと頼んで無理に書かせてもらっています。
おきさんとは日記が縁で知り合いました。 酒ばかり飲んでいる私を時には姉のようにあたたかく見守り、 時には幼なじみのように楽しく共感し、 時には傍若無人なKPのように夜中に酔っ払って電話をかけてきては、 寝ていた私を叩き起こして、
「どうして夜中なのに電話にでるんですか。 ふつうこの時間に電話をしたら留守電に切り替わるはずなのに、 そしたら私はそこで一発歌をうたうつもりマンマンだったのに、 どうしてそんな寝ぼけた声で電話にでるんですか。 この私の歌いたい気持ちはどうしてくれるんですか。
それより今、酔っ払って自転車に乗って、 しかも電話しているからすごくフラフラしてあぶないんですけど。 何回もよそのカベにぶつかりそうになってんですけど。 これはモヘさん、どうしてくれるんですか。
それからそれから、夜中なのにどうしてこんなに車通りが多いんですか。 しかもみんな信号守ってるってどういうことですか。 赤はとまれで青はすすめですか。そうなんですか。 それは夜中でもそうですか。蝦夷でもそうですか。
歌は歌は歌は、歌っていいですか。 うわっうわっうわっ、あぶなーい。うきききききき。 今、ここで転んだら警察呼ばれますかね。うっほほーい」
と声をかけてくれるような、とっても愉快な人です。
私はそんなおきさんが大好きです。 そんなおきさんと知り合いになれてとっても嬉しいです。 また今度一緒に飲みたいです。
でも、その前に、この日記を彼女の目につかないうちに、 消しちゃった方がいいかなとも思います。 これを読んだらもう二度と遊んでくれなくなっちゃうかもしれないからです。
せっかく訂正前と訂正後のでもなぜか同じパスワードも知ってるので、 ちょっとこれから考えてみます。
そんなわけで、ぼやぼやしてたら彼女が帰ってきちまうので、 唐突ではありますが、みなさん、さようなら。 この日記のことはおきさんには内緒にしといてください。
くれぐれも、おろしくね。
多分、「代筆日記」の件は、ビール園を後にした時、 いろいろあった末頼んだと記憶しています。 どもどもでした。
今後ともおろしくね。
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