ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
土日 殆ど家から出なかった! 土曜の朝にゴミ出しに出た以外は。 うわわん!久しぶりの引き蘢り。
と 喜んでいる場合でもなく。
この間、14日にチョコレートを頂いちゃった男性諸君。 そろそろお返しを考えているだろう。 彼女にアクセサリーを強請られている方もいるかもしれん。 が、ここで、あたくしが体験したことを書き記してみよう。 それが 無理な出費の歯止めになることを願う。 (って 余計なお節介)
いつだかは 忘れた。 でも、去年の前半だったと思う。 夜、机の上を片付けていると、 前に付合っていた男から貰った指輪が出てきた。 どうしてそれを貰ったのかは記憶がないのだが、 とても気に入っていて、別れた後も姑くはつけいた。 あたくしは手が少し大きいので、華奢なデザインの指輪は似合わない。 だからそれも、けっこうごつかったのだ。 ひょんな時に出てきて、懐かしかったから、 普段付けていた指にはめてみた。 が、関節に引っ掛かって入らない。 そう、それを貰った当時より、 最低でも5キロは太っていたので、さもありなん。 ならば、隣の指にと はめてみると、少し無理をしたが入った。 「ああ、昔はこの指だと くるくる回って落ちそうだったのに」と 少し嘆いてみて、指の動きに不自由を感じたので 外そうとした。
外れない。 引っ張っても。
おんやぁ?
そうそう、こういう時には「石鹸水」 と 冷静に石鹸水を作って その中に浸して引っ張ってみた。
抜けません。
ならば、直接ヌルつかせようと 洗剤を手に! ダメ。 では 油は? ダメ。
ええと 確か 以前読んだ本に指輪が抜けなくなった時、 冷やしてみたら 抜けたって書いてあったなぁ。 氷 氷。 冷たい。だけ。
おお!インターネットがあるではないか。
指はしだいに太くなり、紫色になってきている。 そいでもって 痛い。 指輪が食い込み始めている。
インターネットで検索してみた。
タコ糸をぐるぐる指に巻き付け、その上を通すやり方がヒット! タコ糸ないし。でも、一番太い糸で。
ぐるぐるぐるぐる 痛い。 ぜんぜんダメ。
ペンチも指の間には入らないし、 ベビーサンダー(高速鉄きりと考えて頂ければよろし) なんて怖くて使えないし
ふむぅ。
指は更に太くなり、更に紫色に。
この年で、●〜さんでびゅ? でも指が違うし。
とふざけている場合でもなく、 この事件?に対処してくれる緊急医も知らないので、 普段は税金も納めて、善良市民であるからして、 勇気をふりしぼって 生まれて初めて 119 ダイヤル。
「救急ですか?火事ですか?」 「救急かどうか判らないのですが、指輪が抜けなくなって困っています」
あーだこーだ説明後
「落ち着いていますか?住所とお名前と電話番号を知らせて下さい。救急隊を差し向けます」
伝えるべき事を伝えて 電話を切る。
財布と携帯と痛くて泣いた時の為のハンカチと保険証・・・ おっと、財布に5000円しか入ってない。 行きはいいとして、治療代と帰りのタクシー代大丈夫か? つーか、帰れるか?
一応 実家に連絡を入れる。 おかん、最初は吃驚したものの 「いってらっしゃ〜い。後で電話ちょうだいね」と 自分のムスメが夜中にこんな自体になっていっるのに、 離れているからしょうがないよね と言わんばかりの落ち着き様。 母よ あなたは強かった(違)
こんな時に頼りになるのは 友達さ!と 家の合鍵を持っていて、行動力があるなぁなさんに電話。 かくかくしかじか。いざとなったら病院まで来てくれる?と 聞くと、とても心配そうな声で それを確約してくれた。
そうこうしてる内に、救急車が ワンサイレン。 (夜間だと、住宅街は曲り角ごとワンサイレン鳴らし、それで到着を伝えるらしい) 電話を切って、外に出ると、回転灯を付けた救急車。 救急隊のおじさんが 降りてきて、 あたくしを電話の本人かどうか確認。 車の後部から乗り込む。 指を見せる。 「こりゃダメだ・・・・・」
う? ダメって? まさか でびゅ????
続きは また今度。
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