天下無敵な過ごし方
ああ、今日も今日だねぇ。
ここんとこの円高のおかげで薔薇が安いのはありがたい
2001年11月07日(水) 単純に幸せ


うんまいものを 食べている時である。
美味しい というより うんまいもの。
ついつい 自分の胃袋の許容範囲を越えそうな そんな感じ。

いつも 結構 自分ちで 自炊している以外は
そうだったりするんだが。
別に 料理が下手な訳ではないとは思うが 
自分で作ると思いっきり手を抜き、
飲みながら作るので 味わう前に 

いい気分になっている

場合も 多々あり。

って キッチンドランカー?

は さておき、

今日は ずーっと前から「あそこはうまい」と噂には聞いていて
それでも 何故かチャンスがなくて 行けなかった
韓国家庭料理の店に かん様とゆーこさんと行った。
それというもの 真面目に仕事をしているあたしに
「おき、うまいもの食いに行こうぞ」と
誘うからである。
かん様曰く「今なら 焼肉やは 空いている」
まぁ そうかもしれんが。
一昨日も 「うまいものを食いにいくぞ!」と言って
フィンランド料理屋に 行ったばかりなのだがなぁ。
その面子で。
まぁ いっか。
うまいものだし。

かん様が 最初に提案した焼肉屋は 自転車でちょっと遠いので
うちの近所にある韓国家庭料理屋を薦めた。

あたくしたちが入ると その後もぞろぞろ人が入ってきて、
小さい店は 瞬く間に ほぼ満席。
ママ(というのだろうか?)が1人で 切り回しているらしく、
コマネズミのように動いている。
が、笑顔は絶やさないし、店も こざっぱりと掃除が行き届いていて
居てて気持ちがよい。

しかも 出てくる料理が うんまかった!

食べ物が うんまいと
話もはずみ 酒もうまい。

五臓六腑に 幸せが行き届く。

あっという間に 時間は過ぎ、
幸せのまま 店を出た。
入れたボトルは 次の為に ちょっと残しておいて。

タダ飯を喰らったからではなく、
美味しいと感じれる事
それをリアルタイムで共有できる人がいる事
は、
あたくしにとっては とてつもなく幸せに感じれる。

そう つらつら思いながら 家に帰った。



必ずと言っていいほど1日1回は ばか笑いをし、
そのお陰でか 体も以前より調子がよい日が多くなって、
残業はしてるけど 会社に行くもの楽しくて、
最近は 仕事の量は倍ぐらいに増えたけど 
やりがいも感じれるようになって、
よき理解者が そこここにいることが分って、
つかず離れずの いい友人も出来て、
うんまいものを食べられる環境で、
酒もうまくて、
それを一緒に楽しめる人たちがいて、
大事に思う人も見つけられて、
その人に 大事にされて、

脳みそで考える前に 

あたしって 多分 世界でも5%上位に位置する

幸せもの

って ココロが思った。

ただ 単純に。


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